2015年10月中旬
キイロスズメバチ巣の定点観察#11
ハエ(またはアブ)の仲間が飛来しキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)の巣に止まると外被の上を歩き回りました。
これは果たして偶然ですかね?
寄生バエの一種だとすれば面白いのですが、同定用の写真を撮る間もなく飛び去ってしまいます。
例えばベッコウハナアブの仲間は♀がスズメバチの巣に産卵することが知られています。
▼関連記事越冬用の隠れ家を探索中にキイロスズメバチの巣(外被)に迷い込んだクサギカメムシとは違い、今回の双翅目は明らかに巣口に興味を示して接近したように思います。(気のせいかもしれませんが、侵入意図が見て取れました。)
寄主モンスズメバチの巣の近くに産卵するムツボシベッコウハナアブ♀
巣口に近づく怪しいハエを門衛が追い払ったのでしょうか。
※ 動画編集時に自動色調補正を施してあります。
好蟻性昆虫が非常に繁栄しているのに対して好蜂性昆虫の種類がいまいち少ないのは、社会性蜂の多くの種は(ミツバチを除いて)一年限りの営巣のためでしょう。
あまりよく調べられていないだけですかね?
シリーズ完?
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