2015年10月中旬
キイロスズメバチ巣の定点観察#8
10日ぶりに様子を見に行くと、
キイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀は依然として外被を増築していました。
本種のコロニーを見つけてもすぐに駆除されてしまい、晩秋に観察するのは初めてなのですが、こんな遅い時期まで巣を増築するとは驚きました。
コロニーの活動を微速度撮影してみました。
6倍速の早回し動画をご覧ください。
軒下は薄暗いのですが、ときどき日が照ると下のトタン屋根の照り返しで巣も明るく映ることがあります。
巣口では常に門衛が内側から見張りをしています。
ワーカー♀が活発に出入りして、外被上のあちこちで巣材を付け足しています。
巣口を大顎で削り取って拡張する工事も行われていました。
巣穴はいつも同じ大きさではなく、活動が活発な日中は大きく、夜間は小さくなる。(『都市のスズメバチ』p16より)
※ 動画編集時に自動色調補正を施してあります。
つづく→#9:巣口付近で激しく争うキイロスズメバチ
巣の真下から撮影 |
巣口の左斜め上の♀は巣材を抱えている。 |
側面からの撮影 |
帰巣する蜂の飛翔シーン(右上) |
0 件のコメント:
コメントを投稿