2014年8月下旬
川沿いの堤防の草むらでコガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)のワーカー♀が獲物を求めて飛び回っていました。
ヘラオオバコの群落で枯れた穂先になぜか執着してしがみつき、大顎で齧っていました。
この謎の行動は、芋虫など何か獲物と誤認したのでしょうか?
スズメバチを誘引する匂いが付いていたのかな?
過去にここで行った狩りの成功体験が忘れられずに通ってきているのかもしれません。
とにかく、単に翅を休めて身繕いしていたようには見えませんでした。
ヘラオオバコは風媒花なので、花蜜を分泌しないはずです。
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細長い花序が狩蜂に芋虫と誤認させる超正常刺激になっているとか?
だとしたら狩蜂がもっと殺到している筈ですね。
植物側の擬態による全く新しい虫媒花や種子散布のシステムが進化しつつあるのか?などと勝手に妄想してみました。
私の考え過ぎかもしれませんけど…。
ヘラオオバコの実 |
ヘラオオバコの葉 |
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