2014/10/14

タケニグサの花で争うシロテンハナムグリ



2014年7月下旬

用水路沿いに背高く生えたタケニグサの群落でシロテンハナムグリProtaetia orientalis submarumorea)が食事のため花に集まっています。
そのうちの2匹が出会い頭に頭を突き合わせて闘争を始めました。
交尾に移行しないので、同性の喧嘩だと思います。
性別を知りたいところですが、私には外見で見分けられません。

喧嘩の初めは脚で蹴飛ばし合い、次第にヒートアップすると頭突きで押し相撲になります。
勝負の決着が付くと敗者は引き返し、茎を登って逃げて行きました。
互いに少し離れるだけで平和に食事ができるのに…。
手前には更に別個体も訪花中です。
食料は豊富にありそうなのに喧嘩で体力を消耗するのは無駄な気がするのですけど、場所によって食料としての質に差があるのでしょうか?
それとも餌場で♀を待ち構える♂同士が争っているのですかね?


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