2014年8月上旬
▼前回の記事山道の休憩処(東屋)のコンクリート床面をクロオオアリ(Camponotus japonicus)のワーカー♀(働きアリ)が餌を探して何匹も徘徊しています。
クロオオアリ♀の喧嘩は蟻酸を噴射する
同じ巣(コロニー)出身の2匹が出会うと、喧嘩にはならずに触角で盛んに叩いて挨拶を交わしています。
体表の匂いで出身コロニーを見分けています。
口付けで栄養交換のような挨拶をするときもありました。
頻繁に行う身繕いは各自がやり、相互身繕いは行いません。
童謡「お使いアリさん」の歌詞「あんまり急いでこっつんこ、アリさんとアリさんとこっつんこ♪」にある通りの光景でした。
複数個体を撮影。
【追記】
『アリからのメッセージ (ポピュラーサイエンス)』p46によると、
クロオオアリは、数匹でグループを組んで餌探しに出かけることが知られている。よく観察すると、常に先頭にいる一匹が、チョンチョンチョンと尻を地面につけながら小刻みに進むのがわかる。他の仲間は、そのアリの少し後の方を前後左右に忙しく動きまわりながらついて行く。そして餌場までくると、突然全員がばらばらに散って、餌探しを始めるのである。
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