2013年9月下旬
オオアオイトトンボを捕食するイシサワオニグモ♀:後編(捕食と獲物の再ラッピング)
前編はこちら。
正常円網の中央にある甑(こしき)に持ち帰った獲物のオオアオイトトンボ♀(Lestes temporalis)をイシサワオニグモ(Araneus ishisawai)♀成体がゆっくり捕食する様子を記録してみました。
長撮りした動画素材を10倍速の早回し映像に加工してみました。
無音だと寂しいので、現場の背景音を等倍速で付け足しています。
クモは獲物を噛む位置を変えながら体外消化しています。
捕食の合間にときどき獲物を捕帯でラッピングし直しています。
食餌が進むと体外消化液で捕帯の糸も一緒に溶けてしまい、梱包がほどけてしまうのでしょうか。
普段は下向きに占座していますが、再ラッピングの作業時は必ず糸疣を下に向ける(体の向きを上下変える)ようです。
次第に獲物は原形を留めない肉塊へと変わりました。
【おまけ】
リアルタイム再生のオリジナル動画もブログ限定で公開しておきます。
42分弱の長編です。
帰る頃にはもはや獲物は原形を留めない。 |
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