2013年7月下旬
水田脇のガードレール沿いに生えたヤブガラシの群落にセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が何匹も訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷なので、吸蜜に専念しているようです。
狩蜂はよく来ますが、ミツバチもヤブガラシで吸蜜するとは知りませんでした。
ヤブガラシの雌花は夏枯れのころの貴重な蜜源。雄花では花粉も集められる。(佐々木正己『ニホンミツバチ:北限のApis cerana』p12より)
【追記2】
渡辺守『蝶類と吸蜜植物』によると、
ヤブガラシは高い糖濃度の蜜を分泌し、その蜜分泌時間帯にニホンミツバチは訪花活動を同調させている。(『現代生態学とその周辺』p223より引用)
0 件のコメント:
コメントを投稿