2012年6月上旬
前日に寄主エントツドロバチの泥巣から飼育下で羽化したキアシオナガトガリヒメバチ♀(Acroricnus ambulator ambulator)です。
狭い容器から外に出してやり、先ず飲み水を与えてみたのですが逃げようと必死で見向きもしません。
次にハチミツを与えてみると、空腹には勝てなかったらしく直ちに吸蜜開始。
本当は水で希釈して与えるべきなのかもしれませんが、ハチミツの原液を一滴紙に滴らして与えました。口器をクローズアップすると、口髭で小刻みに蜜滴に触れながら一心不乱に蜜を吸っています。
大顎は華奢で、よくぞこれで寄主の固い泥巣から脱獄できたものだと感心します。
羽化直後は縦に裂けて見えた腹部側面(脇腹)が既に閉じかけています。
(完)
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