ウススジハエトリ♂(蜘蛛)
2010年9月下旬
渓流の横で朝露にしっとり濡れたウワバミソウの葉上をハエトリグモが徘徊していました。
触肢が膨らんでいるので♂。
主眼が赤く見えます。
正面から接写すると、第一脚腿節の前面にある黒い線が印象的でした。
ハエトリグモの求愛や闘争威嚇において♂は第一脚を高く振り上げて誇示することが多いので、いかにも相手に見てくれと言わんばかりの位置にある黒線が気になりました。
求愛ディスプレーで♀の目を引くための模様だろうか。
捕獲すると体長6mm。
闇クモ画像掲示板にて写真鑑定してもらうと、ウススジハエトリ♂(Yaginumaella striatipes)とご教示頂きました。
♀にはこの黒線が無く腕白です。
しかし私の予想(思いつき)に反して、この黒線は本種♂だけに見られる模様ではないそうです。
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