2026/03/30

雪面からカキノキの枝先に跳びつき、よじ登って熟柿を食べるニホンザル【トレイルカメラ】

 



2025年1月中旬・午後15:40頃・晴れ 

雪国で厳冬期にカキノキの巨木を自動撮影カメラで見張っています。 
落葉した枝には、甘い熟果がまだ少し残っています。 
雪原(大雪が積もった畑)をニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れがばらばらに遊動しています。 

しばらくすると、画面の右端で面白いことが起こりました。 
雪面を歩いてきた若い猿が、カキノキの枝先に跳びつこうと何度もジャンプする影だけが見えました。 
ようやく成功すると、大きくしなる枝先からそのまま器用によじ登り、横枝に腰掛けました。 
樹上で日光浴を楽しんでいるのでしょうか。 

手を伸ばして枝先に残った熟柿を手繰り寄せようとしても、届きませんでした。 
そこで別の枝に移動し、画角の外に消えました。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


【考察】
地上からジャンプして枝先を掴んで登るという、今回の木登り法は特殊で、この1回だけしか録画されていませんでした。 
若い猿の遊び心というかチャレンジ精神が発揮されたのかもしれません。 
他の猿たちは、カキノキ大木の太い幹の根元からよじ登ります。(映像公開予定) 

想像ですが、もしかするとこのニホンザル個体は、初めから枝先を掴もうと(木登り目的で)雪面で飛び跳ねていたのではなくて、カキノキの垂れ下がった枝先に残っていた果実をジャンプして取ろうと頑張っていたのかもしれません。
欲を言えば、トレイルカメラの画角をもう少し右に向けて設置しておけば、ニホンザルが雪面から枝先に跳びつく決定的瞬間を撮れたはずです。 
それでも影絵で記録できたので、想像力を掻き立てる面白い映像作品になりました。 



つづく→

晩秋に刈田からヨシ原へ走って逃げ込むキジ♂(野鳥)

 

2024年11月下旬・午後15:15頃・くもり 

私が田園地帯の農道を歩いていたら、急に前方からキジ♂(Phasianus versicolor)が鳴かずに飛び去りました。 
どうやら稲刈り後の田んぼ(刈田)で採食していたキジ♂が、近づく私に気づいて警戒したようです。 
低空で用水路を飛び越えて隣の刈田へ着陸しました。 
(映像はここから。) 
キジ♂はそのまま走って刈田を横切ると、枯れたヨシ原に逃げ込みました。 
田んぼで暮らすキジは、隣接するヨシ原を隠れ家としていつも利用しています。

2026/03/29

大雪が積もった二次林の営巣地を1〜3頭でうろつくホンドタヌキ:12月下旬〜1月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月下旬〜2025年1月中旬

シーン0:12/25(@0:00〜) 
平地の落葉した二次林で、元々はニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)だった巣穴を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
今季はアナグマではなく、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がここで越冬しているようです。 

ホンドタヌキの登場シーンを以下にまとめました。 
特筆すべき事件は個別の記事にしたので、残り物になります。 


シーン1:12/31(@0:07〜) 
大雪が積もって巣穴L、Rが完全に埋もれてしまいました。 
単独でやって来たタヌキが深雪のセットをラッセルしつつ、巣穴を探し回っています。 


シーン2:1/8(@1:39〜) 
セットを往来する動物の足跡が雪面に残っていますが、雪面が凍っているときにタヌキが歩いても、足跡が残りません。
巣口Rは開口していて、通りすがりのタヌキが顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
 てっきり巣口Lは深い雪の下に埋もれたのかと思いきや、かろうじて開口して、タヌキが匂いを嗅ぎました。(@4:33〜) 


シーン3:1/11(@4:51〜) 
更に容赦なく豪雪が積もり、巣口LもRも深い雪の下に完全に埋もれました。 


シーン4:1/12(@4:55〜) 


シーン5:1/13(@5:17〜) 
単独タヌキが、大雪で埋もれたセットをひたすら往来しています。


シーン6:1/14(@5:41〜) 
ペアで来たタヌキが、かろうじて開口した巣口Rを調べています。 
雪面に座り込んで毛繕いしました。 
この巣穴Rで越冬しているペアだと思うのですが、なぜか巣内に入ろうとはしません。 
巣口Lの辺りをうろついても、雪かきをして掘り出すことはしませんでした。 
いつの間にか、タヌキが3頭に増えていました。(@9:18〜) 
順番に巣口Rを点検してから立ち去りました。 

晩遅くには雨が降っていました。 
単独でうろついていたタヌキが、雪の下に浅く埋まっていた餌を掘り出して食べました。(@10:22〜) 
残念ながら立木の陰になっていて、メニューは不明です。 
食後は毛繕いしました。 
右へ立ち去る途中で身震いし、雨で濡れた毛皮の水気を振り落としました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

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