2023/12/22

送電塔天辺の巣内で羽繕いするハシブトガラスの雛と餌を運んでくる親鳥(野鳥)

 



2023年5月中旬・午後17:10頃・晴れ 

街なかで高圧線を支える送電塔#KN7の天辺に営巣したハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)の定点観察にやって来ました。 
昼過ぎに私が撮影ポイントに入ると、親鳥がついてきて警戒声♪を発しました。 
親鳥が私に対して露骨に警戒しているので、しばらくは帰巣・給餌してくれません。 
その間に巣内の様子を観察すると、4羽の雛が育っていました。 
黒い羽毛もしっかり生え揃っています。 
親鳥が給餌に帰ってくるまでの間、各々が羽繕いしたりしておとなしく待っています。 

私が待ちくたびれた頃に、親鳥が近くの某施設の煙突の天辺に止まっていました。 
そこは見晴らしが良いので、カラスお気に入りの止まり場となっています。 
そのハシブトガラスにズームインしたら、左に飛び立ち、送電塔#KN7に向かいました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、親鳥の喉袋が膨らんでいることから、何か餌を運んできたことが分かります。 
親鳥は巣の一段下の鉄骨に一旦止まりました。 
巣内の雛は飛来した親鳥に未だ気づいていないのか、餌乞いしていません。 
(雛が育つと、親鳥が着地した振動で反応するようになります。) 
この後、親鳥が再び飛び上がって巣に入り、雛鳥に給餌したのですけど、カメラの電池切れで肝心の給餌シーンを撮り損ねてしまいました。 



2023/12/21

林床に掘られたニホンアナグマの巣穴に出入りする野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年5月上旬 

ニホンアナグマ♀(Meles anakuma)の営巣地(セット)をトレイルカメラで見張っていると、野ネズミ(ノネズミ)が初めて写りました。 


シーン0:5/1・午後14:25・(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
右手前の巣穴Rと左奥の巣穴Lの2個が二次林の林床に並んで掘られています。 


シーン1:5/6・午前0:15頃・(@0:03〜) 
深夜に画面奥の広場を野ネズミが左から右へチョロチョロ横切りました。 
この地点で野ネズミは初見です。 
右の二次林に入ってからしばらくすると、再び広場に戻ってきて、巣穴Lに駆け込みました。 
すぐにまた出巣Lして左に向かったので、巣穴Lをただ通り過ぎただけのようです。
 …と思いきや、再び左から戻って来た野ネズミが巣穴Lに入りました。 
アナグマが掘った巣穴の一部を野ネズミも利用しているのでしょうか?(ルームシェア?)
それとも野ネズミは「穴があったら入りたい」という習性があるだけで、ただの一時的な侵入者ですかね?
いずれにせよ、巣穴Lの近くにトレイルカメラを設置し直して、重点的に監視する必要がありそうです。

私はこれまでフィールドで見かける野ネズミと言えばアカネズミ(Apodemus speciosus)またはヒメネズミ(Apodemus argenteus)だろうと決めつけていました。
ここは平地ですし、近くに田畑や休耕地(草地)も広がっていますから、ハタネズミ(Microtus montebelli)の可能性もあり得ますかね?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 



落葉したイワガラミ蔓に現れたコガタスズメバチの古巣

2023年3月下旬 

民家の壁面緑化のために植栽された蔓植物のイワガラミが冬に落葉すると、コガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の古巣がぶら下がっていました。 
地上からの高さは、目測で7〜8mぐらいでしょうか。
コロニーは晩秋に解散していて空き巣です。
激しい風雪が吹きすさぶ長い冬の間にコガタスズメバチの古巣が壊れたり落ちたりしなかったのは驚きです。
紙(パルプ)製なのに強度はしっかりしていることが分かります。 
春になるとイワガラミの若葉が芽吹き始めました。
@東壁の緑化
2023年4月上旬 

発見から数日後に古巣を蔓ごと採集させてもらいました。
外皮の一部は剥がれてしまいましたが、ほぼそのまま採取できました。

巣口は外皮側面の外向きに開口しています。
イワガラミの細い木質の蔓が巣内を貫通していました。
外皮が少し損傷したおかげで、内部の構造が垣間見えました。
3層の巣盤が作られていました。

巣口付近の外皮を大きく食い広げられた形跡があります。
晩秋にオオスズメバチの襲撃を受けたのか、それとも鳥に食害されたのかな?




採集直前の写真は撮り忘れてしまいました。
15cm定規を並べて置く
裂け目の下部からコガタスズメバチ成虫の死骸?が覗いて見える。

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