2023/11/28

葉桜になったソメイヨシノの花で吸蜜するヒヨドリ(野鳥)

 

2023年4月下旬・午前10:55頃・晴れ 

街路樹のソメイヨシノ老木でヒヨドリHypsipetes amaurotis)が訪花していました。 
ソメイヨシノという品種は、花後に若葉が開きます。 
花弁が散った後の花からでもヒヨドリは嘴を差し込んで吸蜜しています。 
首をねじって多少無理な体勢でも吸蜜します。
散り残った花も未だ少しあるのに、わざわざ選んで訪花することはありませんでした。 
ヒヨドリは葉桜の花蜜に夢中で、飛び去る気配がありません。 

関連記事(6年前の撮影)▶ 葉桜の花蜜を吸うヒヨドリ(野鳥)

2023/11/27

右目を失明したニホンアナグマ♀が♂を避けて巣穴に逃げ込む【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年4月下旬・午後20:42 

動画の冒頭から2頭のアナグマが登場しています。(画面の赤丸2つ) 
手前にニホンアナグマ♀(Meles anakuma)が居て、何か謎の動物が奥の二次林から来るのを見ています。 
私はてっきり♂がまた夜這いに来たのかと思ったのですが、なぜか♀の営巣地(セット)には近づかず、林内を右へ移動して行きます。 

それを見送った♀が広場から巣穴Rに入ろうと向きを変えた際に顔が見え、右目が失明していることが分かりました。 
これまで巣穴の主の♀は左右の目の大きさが不均一(右<左)でしたが、それよりも酷い症状です。 
穴掘りでうっかり土が目に入ってしまい痛めたのか、あるいは求愛♂との交尾や喧嘩で負傷したのでしょうか? 
一時的に悪化した症状ではないとすると、初見の老齢個体(白内障?)なのかな? 
♀の片目が遺伝的に弱い家系なのか?と先走って考えてしまいます。 (※追記参照)

 アナグマ♀(右目失明)が侵入者をセットの近くから追い払わずに巣穴Rに逃げ込んだということは、近所に住むホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が通りかかったのでニアミスを避けたのでしょうか? 
しかし、この直前にも求愛に来たアナグマ♂がしつこくうろついていたので、やはり林内に居たのはアナグマ♂の可能性が高そうです。 

カメラの電池が消耗していて、わずか6秒間しか撮れていませんでした。 
それでも重要な記録なので、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

※ 後半は動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 




※【追記】
教科書にも載っている有名なガン抑制遺伝子の発見につながったretinoblastoma(網膜芽細胞腫)を連想したのです。
RB1遺伝子(『岩波生物学辞典 第4版』より引用)
[英RB1 gene]
【同】レチノブラストーマ遺伝子(retinoblastoma gene)
小児の目の癌である網膜芽細胞腫(retinoblastoma)の原因遺伝子として,単離,同定された癌抑制遺伝子.網膜芽細胞腫の40%は遺伝性で,ヒト染色体13q14上に存在するRB1対立遺伝子の一方に変異遺伝子を両親のどちらかから受け継いでいる.この家族性網膜芽細胞腫の場合には,両眼に腫瘍が発生し,その腫瘍細胞中では通常正常対立遺伝子の欠失と変異遺伝子の残存が認められる.散発性網膜芽細胞腫の場合には単眼性で,やはり,対立遺伝子一方の欠失と残存遺伝子における変異が典型的な異常である.(以下略)

私が見ているアナグマ♀は単眼性の異常なので、家族性のretinoblastomaとは違いますね。

ハルザキヤマガラシの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ創設女王

 

2023年4月下旬・午後14:30頃・晴れ 

郊外の道端に咲いたハルザキヤマガラシの群落でフタモンアシナガバチ♀(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
時期的にワーカー♀ではなく、越冬明けの創設女王と思われます。 

まずは望遠マクロで撮りました。 
次は通常マクロモードでそっと近づき、接写してみます。 
臨場感はあるものの、奥ピンになりがちです。 
レンズを近づけても吸蜜中のフタモンアシナガバチ創設女王は逃げませんでした。 

ハルザキヤマガラシの株は未だ蕾が多く、花序ごとに少数の花しか咲いていませんでした。

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