2023/06/29

野ネズミ2匹がタヌキの溜め糞場で縄張り争い【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2022年11月中旬・午後21:20頃 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残した河畔林の溜め糞場rvに 野ネズミ(ノネズミ)が来て珍しく長々と居座っています。 
どうやらタヌキの糞に含まれる未消化の種子を採食しているようです。 
気温の低い晩秋には、食糞性の虫を捕食している可能性は低いはずです。 

そこへ左から別個体bの野ネズミが登場しました。 
林床に転がっている落枝を渡って右へ行こうとしたら、先客の個体aが気づいて襲いかかりました。 
餌資源となっている溜め糞場から追い払う縄張り占有行動を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 




キノコのキーホルダーに止まるコムラサキ♂の謎

 

2022年9月上旬・午後14:05頃・晴れ 

河川敷の遊歩道で誰かが落としたキーホルダーを別の誰かが拾って、親切にも道端の柳の枝に引っ掛けておいたようです。 
キーホルダーにはフェルト製のキノコのアクセサリーが付けられていました。 

河畔林の柳(樹種不詳)から樹液が滲み出していて、様々な昆虫が集まる樹液酒場となっています。 
樹液酒場から飛んで逃げたコムラサキ♂(Apatura metis substituta)が隣の柳で止まったのが、キノコのキーホルダーでした。 
実際はもう少し長く止まっていたのですが、ぼんやり見ていた私が「これは面白い行動では?」と気づいて動画に撮り始めるまでタイムラグがありました。 
雨水を含んで濡れていたスポンジ状のアイテムに止まると、口吻を伸ばして舐めていました。 
甘い樹液を舐めた後で、口直しに吸水およびミネラル摂取していたのでしょう。 
翅を開閉しながら吸汁していたコムラサキ♂にようやく合焦した途端に、すぐ飛び去ってしまいました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
残念ながら、映像ではコムラサキ♂の口吻はくるくるとゼンマイ状に縮めてしまった後でした。 

キーホルダーに付いていたキノコのアクセサリーは、写実的ではなくデフォルメしたキノコで、青、白、橙、ピンクなどカラフルな模様が描かれています。 
もしかすると吸汁目的ではなく、青いキノコのアイテムを同種♀と誤認して飛来した可能性もありそうです。(誤認求愛) 
しかしそれなら「コムラサキ♂ホイホイ」として次から次へと誘引されるはずです。 
そんな事態にはなっていませんでしたから、私の考え過ぎかもしれません。 
横にある柳の樹液酒場でクワガタムシが誤認求愛していたので、コムラサキの行動の解釈もそれに引っ張られました。

2023/06/28

晩秋の早朝にリョウブの枝を渡るニホンリス【トレイルカメラ】

 



2022年11月中旬・午前6:18・気温2℃ 

山林でカラマツの根元にある給餌場を自動センサーカメラで監視していると、日の出時刻ちょうどにニホンリスSciurus lis)が現れました。 

泥汚れの付いたカラマツの背後の斜面から這うように横に生えた(多雪地帯の山林に特有の樹形)リョウブ灌木の枝にリスは座っていました。 
全身像は見せてくれず、そのままカラマツの幹の背後に姿を消しました。 
もしかすると、カラマツの木に登ったのかもしれません。 
あまり面白い動画ではありませんが、この時期の雑木林にリスが生息していることの証拠映像となります。 

給餌場に私が置いたオニグルミの堅果は、数日前には既に夜行性の野ネズミによって全て持ち去られた後でした。 
昼行性のリスがクルミの実を貯食するために給餌場に通う様子を撮りたかったのですが、残念です。 
今後の反省としては、地上ではなく樹上にリス専用の餌場を作った上で、「ネズミ返し」を設置する必要がありそうです。 

遂に早朝の最低気温が4℃を下回りました。 
じきに最低気温が零下になるでしょう。 
こんな低温でもしっかり起動してくれるトレイルカメラに感動します。 
生身の動物カメラマンが晩秋の山中でブラインドに徹夜で隠れ、夜明けにリスの映像を撮って来い!と命じられたら…と想像すると、かなり過酷なミッションになります。

つづく→

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