2023/06/23

運搬中の喧嘩で落としたオニグルミ堅果を拾いに戻る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月中旬

シーン1:11/18・午後21:15頃・雨 
自動センサーカメラの起動が遅れてしまい、冒頭はカラマツの右横を通って斜面を駆け上がる野ネズミ(ノネズミ)の後ろ姿です。 
おそらくオニグルミの堅果を運んでどこかに貯食しに行くのでしょう。 

しばらくすると(約1分30秒後)、野ネズミaが左からピョンピョン跳ねるように餌場に駆け込んで来ました。 
同時にカラマツの右の斜面を下りてくる別個体bの光る眼が見えます。 
個体aが次に運ぶクルミを餌場で選んでいる間に、個体bはカラマツの背後を通って左斜面の途中でなぜか立ち止まりました。 
この地点で2匹の野ネズミが同時に撮れたのは初めてです。 
今まではてっきり同一個体の野ネズミが繰り返し給餌場に通ってきているのだと思い込んでいましたが、検討し直す必要がありそうです。 
私は未だ野ネズミの種類(アカネズミ/ヒメネズミ)を見分けるのも覚束ないのに、個体識別するのは無理です。 
この後、給餌場で2匹が出会ったら喧嘩するかどうか興味深いところですが、ここでカメラの録画が終わってしまいました。(無念の尻切れトンボ。) 


シーン2:11/18・午後21:30頃 (@0:26〜)
次にカメラが起動したのは12分40秒も経ってからでした。 
雨は止んでいます。
1匹の野ネズミがカラマツの右下の根際で落ち葉の中からクルミを拾い上げると、それを持って斜面を駆け上がりました。 
給餌場ではない所でクルミを見つけたことになります。
この行動をどう解釈するか、悩みどころです。 
一見すると、クルミの貯食場所を変更したように見えます。 
しかし、給餌場からこんなに近い位置に野ネズミが貯食したはずがありません。 
貯食したのなら、もっと落ち葉の下に深く(穴を掘って)隠したはずです。 
私の想像になりますが、前回餌場で出会った2匹の野ネズミが餌場を巡って喧嘩になり(縄張り争い)、運搬途中のクルミをカラマツの根元に落としてしまったのでしょう。 
喧嘩のほとぼりが冷めてから、1匹が落とし物のクルミを取りに戻って来たのではないでしょうか? 
実は別の場所で、そのようなドラマチックな事件の一部始終が監視カメラに写っていました。
関連記事(16日前の撮影)▶ 夜の河畔林でオニグルミ堅果を運搬中に出会った野ネズミ同士が激しい喧嘩【トレイルカメラ:暗視映像】

2匹の♀♂つがいが交互に餌場へ通い、協力してオニグルミ堅果の貯食に励んでいる可能性も考えられます。
それなら給餌場で出会っても喧嘩にはならないはずです。
2匹の野ネズミが餌場でばったり出会ったときの様子が動画に撮れてなかったのが、つくづく残念です。

※ 映像が暗い場合は、動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 
※ 画面に表示されている気温は異常値で信頼できません。暗視動画の連続撮影でカメラ自体が発熱してしまっているからです。 



スズメ(野鳥)に狙われたイモムシ(蛾)の正体は?

2022年6月下旬・午後12:30頃 

河川敷の遊歩道で私が近寄っても逃げないスズメPasser montanus)がいました。
どうやら、近くの路上に居たイモムシを捕食しようとしているようです。 (映像は割愛)
捕食シーンを動画で撮れるかもしれないと期待して、一旦少し離れて見守ることにしました。 
しかし、警戒したスズメは結局イモムシを捕食しないで飛び去りました。 

側面
腹面
頭部正面(顔)
採寸

難を逃れたイモムシを調べてみましょう。 
尾角があるのでスズメガの仲間だろうと思うのですが、こんな地味な色の幼虫は見たことがなく、名前が分かりませんでした。 
土で汚れてこんな色になってしまったのですかね? 
炎天下の舗装路で熱せられた上にスズメに狙われ、ぐったりと衰弱していたので、成虫まで飼育するのは無理だと判断しました。 

いつもお世話になっている「不明幼虫の問い合わせのための画像掲示板」にて問い合わせてみたところ、常連のYAMKENから以下の回答を頂きました。
スズメガ科ウチスズメ亜科のいずれかと思われます。 この子は前蛹状態にいるようで本来の色模様は変わってしまっているので確定はできませんが前蛹状態でも頭と尾角の形状的な特長は残っており食餌植物が河川敷に多いことから トビイロスズメ が一番候補と思われますが・・・・。
なるほど、前蛹になると変色(退色)するのですね。 
スズメガ類の飼育経験が浅い私には、思いもよりませんでした。 
第一候補のトビイロスズメClanis bilineata tsingtauica)と言えば、確かにこの川の流域で過去に終齢幼虫を見つけています。(成虫は未見。) 

関連記事(3年前の撮影)▶ トビイロスズメ(蛾)の幼虫を見つけた!
 

山道を歩いて横切るコブヤハズカミキリ

 

2022年7月下旬・午後14:40頃・くもり 

里山の尾根道(雑木林の樹林帯)でコブヤハズカミキリMesechthistatus binodosus binodosus)が山道を横断していました。 
断片化した落ち葉や落枝に覆われた山道を休み休み歩いています。 
最後は道端の草むら(枯れ草)に潜り込みました。 

コブヤハズカミキリはゴツゴツしていて見栄えがよく、私の好きなカミキリムシのひとつです。 
本種は後翅が退化して飛べないため、行動のバリエーションが乏しい点が物足りません。 
動画ブログのネタとして取り上げるには何か新しい展開が欲しいところです。 
例えば、木登りは得意なのでしょうか? 
以前、一度だけ幼木の葉の上で見つけたことがあります。 
飛来して葉に着陸したのではないとすると、地面から登って辿り着いたことになります。

関連記事(13年前の撮影)▶ ホオノキの葉に乗ったコブヤハズカミキリ

成虫の後食メニューも気になります。 
ネット検索で調べてみると、なんと枯葉を後食するらしい。 
枯葉なら何でも食べてくれるのであれば、飼育すれば観察できそうです。 
♀♂ペアで飼育すれば、交尾行動も見れるかもしれません。

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