2023/06/16

河川敷にて単独で採食していたカルガモが仲間と合流(野鳥)

 



2022年10月上旬・午後16:10頃・晴れ 

河川敷で群れから離れて単独で採食しているカルガモAnas zonorhyncha)が居ました。 
ゆっくり歩き回りながら、刈り込まれた芝生をときどき啄んでいます。 
草の葉をちぎって食べている訳ではなく、小さな種子や虫を食べているのでしょう。 
枯れ草の小山があると、そこに嘴を突っ込んでガサガサと動かしています。 
やはり干し草の中に潜む昆虫を好んで捕食してるようです。 

単独行動していた一匹狼(一羽鴨?)の個体が心細くなったのか、近くで集団採食している仲間に合流したくなったようです。 
河川敷の遊歩道を足早に歩いて横切り始めました。
道中でもときどき立ち止まり、干し草の山に嘴を突っ込んで採食しています。 

チッチッチッ♪というハクセキレイ?の警戒声を聞くと立ち止まって辺りを見回しました。(@2:24〜) 

ようやく仲間と合流し、計5羽の群れになりました。 
親子の家族群なのかな? 
集団で採食すると、餌の取り分が多少減るかもしれませんが、頭を上げて周囲を警戒する行動を仲間と分担できるので、食餌により専念できるようになります。(警戒行動の軽減)
群れの誰かが天敵を見つければ、直ちに警戒声を発して仲間に知らせます。
群れに属している方が、捕食者に目をつけられて襲われる確率が下がるというメリットもあります。(同類の多い方が安全)

2023/06/15

11月のスギ林道で夜な夜な餌を探し歩く野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬〜中旬 

里山のスギ林道に残された溜め糞場sを見張る自動センサーカメラに写った夜行性野ネズミ(ノネズミ)の行動記録です。 
夜な夜なランダム・ウォークで餌を探しているようです。 

この地点では野ネズミへの給餌実験をしていません。
スギ林の林床に野ネズミの餌(木の実など)が豊富にあるとは信じがたいのですけど、繰り返し登場します。
画面右下の先に野ネズミの巣穴があることが後に判明します。

シーン1:11/8・午後19:04・(@0:00〜) 
画面中央から下に向かって、林道をウロチョロ徘徊していました。 


シーン2:11/8・午後19:07・(@0:20〜) 
タヌキの溜め糞場sを素通りして、右に行きました。 


シーン3:11/8・午後19:10・(@0:31〜) 
落ち葉が敷き詰められた林道上をピョンピョン跳ねるように左に立ち去りました。 


シーン4:11/12・午後22:38・(@0:43〜) 
画面右から活動開始。 
タヌキの溜め糞に近寄ったものの(@1:35〜)、糞の匂いを嗅ぐと嫌がって離れて行きました。 
溜め糞に含まれる植物の種子を目当てに来たようには見えません。 
映像をよく見ると、野ネズミが接近した途端に、ハエが溜め糞から飛んで逃げました。 


シーン5:11/14・午後19:46・(@1:44〜) 
画面の右エリアをうろついてから、右上に消えました。 


シーン6:11/14・午後20:13・(@2:02〜) 
右から登場した野ネズミが右下に消えました。 
すぐにまた戻ってきて林床をウロウロし、再び右に消えました。 


シーン7:11/16・午前1:11・(@2:34〜) 
小雨がぱらつく深夜に、野ネズミがチョロチョロと右上に消えました。 


シーン8:11/16・午前5:48・(@2:42〜) 
野ネズミが右から左へ林道を走り去りました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 

野ネズミが探餌徘徊しているだけで、見ている私も飽きてしまうのですが、少なくとも通年は全ての行動を丹念に記録するべきだと考えています。 
いつどこで出没したか、という情報だけでも記録する価値があります。(登場時刻など)
素人目には退屈でも、いずれ観察眼が肥えてから見直せば何か新しい発見があるかもしれません。 
次回から面白い行動(新奇の行動)が始まりますので、お楽しみに。 


ベッコウバエ♂の配偶者ガード:横恋慕するあぶれ♂を足蹴にして撃退

 



2022年11月上旬・午前11:55頃・くもり 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場dで繰り広げられる ベッコウバエ♀♂(Dryomyza formosa)の配偶行動が面白くて観察しています。 

糞塊の横でイタヤカエデの黄色い落ち葉に「あぶれ♂」が乗っていて、交尾相手の♀が溜め糞に飛来するのを待ち伏せしています。 
そのあぶれ♂が翅を半開きにピクピク動かすようになり、目の前で交尾していた♀♂ペアに跳びつきました。 
あぶれ♂は目の前で動くものに対しては、とにかく何にでも飛びついてみるようです。(誤認求愛) 

実は、このイタヤカエデの落ち葉に乗っていた個体は腹背が黒っぽかったので、てっきり♀だと初めは思い込んでいました。 
ところが、横から見ると黄色がかっていて、黄色の毛があまり密生していない♀♂中間型の個体でした。 
その後の行動を見る限り、♂で間違いなさそうです。 
♂なのに♀のふりをして油断させつつ交尾のチャンスを狙うスニーカー戦略の♂だとしたら面白いのですが、どうでしょうか? 

溜め糞に居る交尾ペア♀♂aをよく見ると、実際には交尾器を結合していない状態でマウントを続けており、配偶者♀をライバル♂bから守っている(交尾後ガード)、と表現するのが正しいです。 
♂が自分の遺伝子を確実に次世代に残すためには、交尾した♀が産卵するまで他の♂と浮気しないようしっかりガードする必要があるのです。
実際に、♂aは♀にマウントしながら中脚を伸ばしてあぶれ♂bが配偶者♀に近寄らないよう牽制し、強引に飛びかかってきたら蹴って撃退しました。 

足蹴にされたあぶれ♂bはあっさり諦めて、横のイタヤカエデ落ち葉にすごすごと戻りました。 
交尾中のペアに割り込んで♀を強奪することはありません。 
体格を比べると、今回は交尾後ガードをしている♂aがあぶれ♂bに勝っていました。 
もしもあぶれ♂の方が体格が大きければ、♀を奪い取って交尾できるのでしょうか? 
(私は♀の強奪シーンを未だ一度も見たことがありません。)

つづく→

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