2022/06/22

硬い球を拾って運び上げ、つついて遊ぶハシボソガラス(冬の野鳥)

 

2022年12月中旬・午後13:35頃・くもり 

河川敷でハシボソガラス(Corvus corone)が何か丸い物体を拾うと飛び上がって近くの電柱の腕金に止まりました。
 (動画はここから。) 
初めはてっきり色づきの悪いリンゴの果実なのかな?と私は思いましたが、どうやら人工物で汚れたボールのようです。 
嘴で球をつついて調べるために左足で踏んで押さえつけようとしても、丸い球は不安定です。
まるで日本サッカー協会の公式エンブレム(3本足で玉を転がして遊ぶヤタガラス) のようなポーズに一瞬なりました。
テニスの軟球のようにグニャグニャしておらず、質感が硬そうで表面がツルツルしています。
どうやらプラスチックのボールのようです。 
玉に1ヶ所だけ開いた穴にカラスは下嘴を挿し込んでなんとか咥えました。 
そのままボールを持って飛び上がると、横に建つビルの庇(テラス?)に止まり直しました。 
安全な場所でボールを弄んでいるようですが、私からは死角になり、ボールが見えなくなりました。 
撮影している私はリンゴをこっそり貯食したのかな?と思ったのですが、映像を見直すと遊びの行動でした。 
好奇心が強いハシボソガラスが拾ったボールで独り遊びしているのでしょう。 
テラスに球を置いてコツコツつついても、固くてカラスの嘴では割れないようです。 
もしかすると、このテラスの片隅にはカラスが拾い集めた宝物(ガラクタ)がたくさん隠されているかもしれませんね。

その間、別個体のハシボソガラスが更に一段高い屋上の角に止まって一部始終を見守っていました。  

クルミ割り行動のように、この後でハシボソガラスが硬球を空中から舗装路に投げ落として割ったら一層興味深いのですが、そこまで見届けられずに私は撮影を打ち切りました。

2022/06/21

イオウイロハシリグモ(蜘蛛)は雪面のアキアカネ♀を捕食するか?

 

2021年12月上旬・午後12:35頃・晴れ
前回の記事:▶  
・ガガンボを捕食する雪国のイオウイロハシリグモ(蜘蛛) 
・食後に雪面を走り回るイオウイロハシリグモ(蜘蛛) 
・初冬に雪面から飛んでも着陸に失敗して暴れるアキアカネ♀♂【HD動画&ハイスピード動画】

雪面で日光浴したり飛んだりしているアキアカネ(Sympetrum frequens)を同定するために1匹を捕獲しました。 
赤トンボの撮影の合間に同じ場所(残雪に覆われた草地の土手)で、イオウイロハシリグモ(Dolomedes sulfureus)の狩りと雪上徘徊シーンも撮影しました。 
せっかく捕まえたアキアカネ♀を利用して、フィールドでクモへの給餌実験を試してみました。 
ついさっきガガンボを捕食した時には、いきなり噛みついただけで糸で獲物を梱包しませんでした。
トンボというもっと大きな獲物を捕食する際には、イオウイロハシリグモは糸で梱包するでしょうか?
飛んで逃げないように、トンボの翅を半分毟り取りました。 
雪原を元気に徘徊するイオウイロハシリグモの前に生き餌を置いて、成り行きを見守りました。 
しかしクモはトンボの存在に気づかなかったようで、手前に開いた穴(草の根際)に隠れてしまいました。 
雪が溶けて顔を出したパッチ状の草から草へとイオウイロハシリグモは好んで渡り歩いているのです。 
草の根際の穴は隠れ家にもなりますし、冷たい雪面よりも少し気温が高いのでしょう。 
一方、身の危険を感じて擬死(死んだふり)しているのか、雪上のトンボは全く動きません。 
トンボが身動きしないことにはクモに気づいてもらえないので、私は拾った草の葉の先でトンボをしつこくつついてみました。 
ようやくイオウイロハシリグモが雪の穴から外に出て来ました。 
慎重に前進したクモがトンボの腹部に足を掛けて触れたのに、獲物に噛みつこうとはしませんでした。 
クモに背後から触れられたトンボが羽ばたいて暴れたら、クモはびっくりして逃げてしまいました。 
獲物として狩るには大型で手強いと判断したのでしょうか? 
つい先程ガガンボを丸ごと1匹捕食したばかりなので、おそらく食欲が無くなり狩りの衝動も失われたのでしょう。 
一方、飛べないアキアカネ♀は雪面を歩いてクモから離れました。 

最後にクモの体長を採寸しようと白いプラスチック定規を横に置いたら、警戒して穴の中に逃げられ見失いました。 
この個体は右の第2および第3歩脚が根元から欠損した亜成体なので、採集して飼育すれば脱皮後に再生肢を見れたかもしれません。

2022/06/20

枯れた藪で採食する冬羽のカシラダカ(冬の野鳥)

 

2021年12月中旬・午後16:00頃・くもり 

池の畔で冬羽のカシラダカ(Emberiza rustica)が枯れた藪に止まっていました。 
何か黒い種子を食べています。 
残念ながら日没間際で少し薄暗いため、ピントがなかなか合いません。 
映像をよく見直すと、冒頭で白い糞をポトリと排泄していました。(@0:03) 
嘴を足元の小枝に擦り付けました。 
近くの製材所から絶え間ない騒音♪がうるさいのですが、、カシラダカはチョッ、チョッ♪と地鳴きを繰り返しています。 
飛んで隣の笹薮に移動したら、見事なカモフラージュで見失ってしまいました。 
2、3羽の仲間が笹薮に潜んでいたようで、一緒に飛び去りました。

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