2019/09/03

キンギンボクの花で採餌するクマバチ♀



2019年6月中旬

川沿いで見慣れない灌木に咲いた白い花にキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
花から花へ忙しなく飛び回り、正当訪花を繰り返し吸蜜しています。(※追記参照)
腹背は黄色い花粉で汚れているものの、後脚の花粉籠は空荷でした。


※ 【追記】
映像を見直すと、正当訪花ではなく穿孔盗蜜しているようです。


▼関連記事(1年後に撮り直し)
キンギンボクの花で穿孔盗蜜するクマバチ♀

クマバチ♀@キンギンボク訪花採餌
クマバチ♀@キンギンボク訪花採餌

さて、気になるのはこの植物の名前です。
川沿いのコンクリート・ブロックの護岸を覆うように低く繁茂したり、隣接する河畔林でニセアカシアやタニウツギなどの木々に絡みつく蔓植物のようにも見えます。
外来植物の群落なのかと思いきや、キンギンボク(別名ヒョウタンボク)と教えてもらいました。


キンギンボク(ヒョウタンボク)花
キンギンボク(ヒョウタンボク)花
キンギンボク(ヒョウタンボク)花・全景:コンクリート護岸
キンギンボク(ヒョウタンボク)花・全景:河畔林(ニセアカシア)
キンギンボク(ヒョウタンボク)花・全景:河畔林(ニセアカシア)
キンギンボク(ヒョウタンボク)花・全景:河畔林(タニウツギ)

2019/09/02

巣箱がある送電塔から見張り緊急発進するハシブトガラス親鳥(野鳥)



送電塔#KN7に営巣したハシブトガラスの観察記録#15



▼前回の記事
巣箱の雛に餌を与え糞を始末するハシブトガラスの親鳥(野鳥)

2019年6月中旬

17日ぶりの定点観察です。
だいぶ間隔が空いてしまったので、ハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の雛が巣立ってしまったのではないかと心配でした。
鉄塔が見える場所に着くとすぐに望遠レンズで見ると、1羽の親鳥が巣箱の右横の鉄骨に止まり、油断なく左右を見張っていました。

もう少し近づいていつもの場所に三脚をセットし、本格的に撮り始めました。
すると鉄骨に止まってカーカー♪鳴いていた親鳥が鳴きながら右へ飛び去りました。
パートナーと協力して領空侵犯への対応を迫られたのかな?(私に対する警戒ではないと思います。)
この後、親鳥♀♂はしばらく巣箱を留守にしたまま戻って来ませんでした。
巣箱内で身動きする雛が見えたので、未だ巣立っていないことが分かり、一安心。

つづく→#16:ハシブトガラス親鳥に餌をもらい巣箱で羽ばたき練習をする雛【10倍速映像】(野鳥)


ハシブトガラス親鳥(野鳥)@巣:送電塔#KN7+見張り

路上に落ちたサクランボの果肉をついばむスズメ(野鳥)



2019年6月中旬


▼前回の記事
サクランボの熟果を食害するスズメ(野鳥)

スズメPasser montanus)成鳥が路上に降り立ち、サクランボの木の枝から落ちた果実を啄んでいました。
果皮が赤いので、甘く熟した果実のようです。
スズメの嘴サイズではサクランボの果実を丸ごと呑み込めないようで、種子の周りの果肉だけを少しずつ食べています。
したがって種子散布者ではない(主役として当てにされていない)…と結論づけようとしたら、最後にスズメは食べ残しの果実を咥えたまま飛び去りました。
どこか安全な場所で食餌を続けるのでしょう。
食後に種子を捨てれば、持ち運んで飛んだ距離だけサクランボの種子散布に寄与したことになります。


スズメ(野鳥)@路上+サクランボ落果:果肉採食
スズメ(野鳥)@路上+サクランボ落果:果肉採食



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