2018年7月上旬・夕方
民家の花壇に咲いたモナルダ(別名ヤグルマハッカ、ベルガモット)にクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。
胸背が禿げた個体で、後脚の花粉籠は空荷です。
吸蜜後に花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:47〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
 |
| クロマルハナバチ♀@モナルダ訪花吸蜜 |
2018年7月上旬
川沿いの農道を私が歩いていたら交尾中のモンキチョウ(Colias erate poliographus)の♀♂ペアが驚いて少し飛び、道端のクズの葉裏に翅を閉じて止まりました。
(映像はここから。)
翅が黄色の個体が♂で、白色の個体が♀です。
交尾器の連結部は閉じた翅に隠れて見えません。
撮りながら茂みに近づくと、危険を察知した♀♂ペアが連結したまま飛び立ち、柳の灌木を越えて飛び去りました。
連結飛翔中に♀♂はどのように意思疎通をしているのでしょうか?
トンボの尾繋がりとは異なり蝶は互いに逆向きに連結していますから、飛ぶ方向を決めないと交尾器の連結が外れてしまうでしょう。
飛び立ちを1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると(@0:32〜)、連結飛翔の後半は♀(翅が白色)が羽ばたきを止めて翅を閉じました。
その結果、♂が主導権を握り安全な場所まで♀をぐいぐい引っ張って飛んで行きます。
古い図鑑ですが、保育社『原色日本昆虫生態図鑑IIIチョウ編』を紐解くと、
蝶の交尾は草上、草間ときに樹上などで行なわれ、一般にこのときは活動しない。しかし刺激が加わったり、驚いたりすると交尾したまま飛び立つことがある。このときすぐ飛ぶのをやめてしまうが、交尾したまま飛翔する場合は、♂、♀のどちらか一方が飛び、他方はぶら下がっている。♂も♀も翅を使って同時に飛ぶことはない。
このように交尾しながら飛ぶときに♂が飛ぶか、♀が飛ぶかは種によって一定していて、属や科についても通則がある。(中略)ここで←♀+♂の記号は、♀が飛翔し、♂は交尾したまま♀に連行され飛翔しないことを示す。 (p88より引用)
スローモーション映像を手軽に撮れない時代の鋭い観察眼に脱帽します。
今回の観察で、モンキチョウの連結飛翔は「←♂+♀」のタイプだと分かりました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
 |
| モンキチョウ♀♂@クズ葉+交尾 |
2018年6月中旬
民家の玄関先でイエネコ(Felis silvestris catus)が水の入ったボウルをピチャピチャ舐めてを飲んでいました。
軽くカールした尻尾の先を水を飲みながら左右に振っています。
首輪は付けていませんが、ここで飼われている猫なのでしょう。(野良猫に給餌しているのかな?)
時々こちらを振り返り、舌舐めずりしてから飲水を再開。
身震いすると、段差を降りて座り込みました。
揃えた前足を舐め、毛繕いを始めました。
こちらを見据えたままで、尻尾をくねらせています。
撮っている私の背後にクーラーの室外機があるためファンの騒音がうるさいのですが、コムクドリ(Sturnus philippensis)の親鳥が警戒声♪をずっと発しています。
実は、近くにコムクドリの営巣木があるのです。
猫が雛鳥を襲って捕食するのではないかと私も心配です。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。