2018/04/08

トノサマバッタ♀緑色型の産卵未遂



2017年9月中旬・午後16:49〜16:55

田園地帯の砂利が敷かれた農道で緑色型のトノサマバッタ♀(Locusta migratoria)が産卵を始めていました。
私がすぐ横を通り過ぎても跳んで逃げずに、身じろぎするだけでした。
(映像はここから。)


腹端を器用に開閉して地表面を探りながら、少しずつ掘り進めています。
西日を浴びて影が長く伸び、なかなかフォトジェニックです。
トノサマバッタ♀は太陽に対して横を向いていました。
この個体は、左の後脚が欠損しています。(-L3)

長期戦になるかと思い、少し離れた位置に三脚を立てて微速度撮影で記録してみることにしました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。(@1:47〜1:57)
しかし残念ながら、このトノサマバッタ♀はじきに穴掘りを中断してしまい、農道を歩き始めました。
おそらく土質が硬すぎるなど産卵に適さないと判断して諦めたのでしょう。
小さなクロアリ(種名不詳)が産卵中のバッタにつきまとったので、煩く思ったのかもしれません。

トノサマバッタ♀は砂利道を横断し、草むらへ逃げ込みました。
次回は産卵シーンを最後まで見届けたいものです。
♀を採集して飼育下で産ませるのが成功への早道かもしれません。


『カラー自然シリーズ44:バッタのくらし』によると、

(トノサマバッタは)一生のあいだに、多いものは20個近くの卵塊を産み残します(p25より引用)





2018/04/07

ガードレールの枯れ蔓に初期巣を作るコアシナガバチ創設女王



2016年5月上旬

平地の池に近いガードレールにクズの蔓が絡みついたまま枯れていました。
そこにコアシナガバチ(Polistes snelleni)の創設女王が営巣していました。
ガードレールの南東面に営巣していたのは、やはり日当たり良好な物件を作っているのでしょう。
巣材集めから戻った直後らしく、口元に小さな巣材(パルプ)の団子を抱えています。
その巣材を使って育房の増設を始めました。

造巣作業を終え、巣盤の下面に止まって休んでいるところをマクロレンズで接写しました。
枯れた蔓が藪のように絡み合って私の接近を阻んでいるため、撮影アングルを確保するのに苦労します。
しつこいパパラッチの存在に苛立ったのか、女王蜂は巣盤の天井部に登るとこちらを睨み、半開きの翅を少し震わせて警戒姿勢になりました。
初期巣を下から覗き込むと、育房内に白い卵が見えました。

このガードレールには他にも別の種類のアシナガバチが営巣していました。(映像公開予定:キアシナガバチ、フタモンアシナガバチ)

巣の目印としてガードレールにビニールテープを貼って帰りました。
しかしその後、私は忙しくなり、定点観察にはろくに通えませんでした。(続編は無し)
初夏になると辺りの雑草が恐るべき勢いで繁茂してガードレールを覆い尽くしたり、人手によって一気に草刈りされたりしました。
女王蜂は営巣環境の悪化を嫌って逃去してしまったようです。



オオハンゴンソウの花蜜を吸うモンキチョウ♀



2017年9月中旬

街中の空き地に咲いたオオハンゴンソウの群落でモンキチョウ♀(Colias erate poliographus)が訪花していました。
翅をしっかり閉じて吸蜜しています。


※ 私のお恥ずかしいケアレスミスで、初めは♂と間違えて書いていました。
YouTubeのコメント欄にて横室稜さんのご指摘を受け、♀と訂正しました。



【追記】
この花はハチミツソウではなくてオオハンゴンソウですね。
遅まきながら訂正します。
YouTubeのコメント欄でご指摘くださったsatoko kuroda
さん、ありがとうございました。


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