2017年8月上旬・午前6:38
山麓の休耕田を蓮池として有効利用していました。
ハスを植えて栽培する田(れんこん畑)を蓮田と呼ぶそうです。
クロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀がハス(蓮)の花から出てくるところを待ち構えてきたら、キイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が飛来しました。
しかし花弁に一瞬止まっただけで飛び去りました。
直後にクロマルハナバチが出て来ました。
キイロスズメバチはおそらく花蜜が目当てではなく、獲物を探索していたのでしょう(探餌飛翔)。
クロマルハナバチは獲物として狩るには手強い相手と判断したのでしょうか。
ミツバチが相手なら狩ろうとしたかな?
一瞬の出来事を1/4倍速のスローモーションでリプレイしてみます。
2016年11月下旬
山麓を流れる用水路でコンクリート上に生えた緑色のコケ(種名不詳)でガガンボの一種が腕立て伏せのような屈伸運動をひたすら繰り返していました。
これは♀の産卵行動なのか?と思いついて興味を持ったものの、背側からのアングルでは腹端の様子が分かりません。
ときどき屈伸運動を一瞬だけ止めて、腹端をコケの中に押し込みました。
スロー再生すると、腹端をコケに突き立てているのがよく分かります。
そっと回り込んで、逆からも撮影しました。
今思うと、どうせなら側面から撮るべきでしたね。
残念ながら、翅に隠れて腹端の様子があまり見えません。
同定するために採集したかったのですけど、逃げられてしまいました。(無念!)
このガガンボと苔の名前が分かる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
ガガンボには翅に独特の縞斑紋があります。
辺りには雑木林の落ち葉が散乱していて、タヌキの溜め糞がすぐ側にありました。
実はこの溜め糞を撮ろうと私が近づいたら、このガガンボに気づいたのです。
産卵していた苔ごと採集して、卵の状態を接写すればよかったですね。
ガガンボの卵は見たことがありませんが、おそらくかなり微小なのでしょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ガガンボの仲間の産卵行動を観察したのはこれで三回目です。
どれも同定できていないのが残念です。
種類によって産卵場所がそれぞれ異なるのでしょう。
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翅の模様にピントが合う前に逃げられました。 |