2015/09/06

ノブドウの花蜜を吸うクマバチ♀



2015年7月中旬

河川敷に蔓延るノブドウの群落でキムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans)♀が訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷でした。



稲妻のハイスピード動画



2015年7月下旬

よく晴れて酷暑の日でした。
夕方から遠雷の雷鳴がずっとゴロゴロ♪聞こえるようになりました。
の稲妻も頻繁に光って見えます。

240-fpsのハイスピード動画でも落雷を撮ってみました。(@1:51〜)
一度落雷すると、わだちのようにその通り道に沿って繰り返し落ちる傾向があるようです。
本格的に放電現象を解明するにはたかが1/8倍速のスローモーションでは太刀打ち出来無いのですけど、それなりに楽しめました。

ついでに風で落ち葉が降って来る様子や、波打つような独特の飛び方で画面を横切るヒヨドリ?(@3:35〜4:03)もスローモーションで撮れました。

カメラを雷雨で濡らしたくなくてヒヤヒヤしながらの撮影でした。
やがて雨が降り始めたのですけど、雨雲が逸れてくれたようです。
幸い小雨で済み、激しい夕立にはなりませんでした。






2015/09/05

食べ物の恨みは恐ろしいスズメ(野鳥)の兄弟喧嘩



2015年7月上旬

民家の板塀の上にスズメPasser montanus)の巣立ち雛が並んで親鳥が給餌に来るのを待っています。

▼関連記事
巣立ち雛に給餌するスズメ(野鳥)


シーン1:

飛来した親鳥が2羽の幼鳥の間に止まったものの、給餌しませんでした。
幼鳥が催促しても、少し離れた位置に飛んで逃げました。
これは親鳥の給餌拒否なのでしょうか?
そもそも餌を咥えていなかったので、ただ単に幼鳥の様子を見に来たついでに少し休みたかったのでしょうか?
親鳥と思った個体をよく見ると頬の黒班は濃いものの、嘴の付け根は未だ黄色っぽいので、実は成鳥ではなく若鳥なのかもしれません。



シーン2(@0:45〜):

画面中央の幼鳥aの左隣に別個体の幼鳥bが飛来しました。
幼鳥aが反射的に餌を催促しても、親鳥ではないので当然無視されます。
幼鳥bは自力で何かを採食してきたようで、嘴から種子?を落としました。
それに気づいた幼鳥aはbにどんどんにじり寄り、欲求不満からbの足元を嘴で啄んだり、しつこい嫌がらせを始めました。
相手の体をつつきながら板塀上をどんどん左へ押し込んでいきます。
「あっちに行け!」と離れて欲しいのではなく、押し相撲のように圧力をかけています。
ニワトリの群れで見られるようなつつきの順位がスズメの兄弟姉妹間にもあるのですかね?
bは幼鳥aを飛び越えて向こう側に移動しました。
相互羽繕いを始めたように見えたので、和解したのかと微笑ましく見守っていたら、なんと幼鳥bはaの目を狙ってつつこうとしていました。
兄弟がふざけて遊んでいるようで実は深刻な暴力沙汰(いじめ)なのかもしれません。
幼鳥bは一方的に虐められるばかりで、反撃しませんでした。(無抵抗)
しかし本当に身の危険を感じたら飛んで逃げるはずです。
どうやら幼鳥aはかなり根に持つタイプのようです。
よほど空腹で気が立っていたのでしょうか?
食い物の恨みが恐ろしいのはスズメの世界も同じようです。

ようやく気が済んだのか、2羽が少し距離を開けました。
羽繕いすると幼鳥aは飛び去りました。(地面に飛び降りた。)



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