2014/12/17
コナラの樹液酒場に居座り吸汁・排便するチャイロスズメバチ♀【10倍速映像】
2014年9月上旬
里山の雑木林で苔むしたコナラの幹でチャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)のワーカー♀が樹液を吸汁していました。
幹を覆う苔を大顎で毟り取って露出した樹皮を齧り、樹液の分泌を促しています。
この樹液酒場を1匹のチャイロスズメバチが占有する様子を10倍速の微速度撮影してみました。
おこぼれに与ろうと群がるハエ(種名不詳)に睨みを効かせて寄せ付けません。
また身繕い(化粧)行動の他に、液状の糞を排泄した瞬間も記録されていました。(@0:35)
早回し映像では分かり難いので、勢い良くオシッコを噴射する瞬間をスローモーション(実時間に対して2.5倍速モード)でリプレイ。
ようやく満腹したのか、飛び去って巣に戻ったようです。
怖いチャイロスズメバチが居なくなった途端にハエが樹液へ殺到しています。
苔むしたコナラの樹液を吸うクロヒカゲ
2014年9月上旬
里山の雑木林でコナラの苔むした幹を歩いて降りてきたクロヒカゲ(Lethe diana)が口吻を伸ばして苔の奥を舐め始めました。
樹液が滲み出しているようです。
常に翅を閉じて(立てて)止まるので、翅表は見せてくれません。
| コナラ枝葉 |
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樹液酒場
2014/12/16
ミヤギノハギの花蜜を吸うヤノトガリハナバチ♀
2014年9月上旬
里山の雑木林にひょろっと生えたミヤギノハギの幼木でヤノトガリハナバチ♀(Coelioxys yanonis)が訪花していました。
労働寄生蜂なので、幼虫のための採餌活動ではなく自身の栄養補給(吸蜜)が目的です。
ハキリバチ科なのに花粉を集めるスコパもありません。(退化?)
同じ花で時間を空けて2回撮れたのですが(13:46 pm, 15:06 pm)、採集に失敗し逃げられました。
同一個体が巡回しているのかな?
『ハチハンドブック』p91によるとヤノトガリハナバチは
顔面には黄褐色の毛が密生。尖った腹先がこの属の♀の特徴。小楯板の両端に突起がある。
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
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