2014年5月上旬
早朝に飼育容器をチェックすると、残る1匹の終齢幼虫が羽化していました。
今回も羽化の瞬間を撮り損ねてしまい残念無念…。
ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)の♀は成虫でも短翅です。
羽化したばかりの成虫は複眼以外は純白です。
次第に色素沈着する過程を微速度撮影で記録してみました。
初めは10秒間隔、途中から30秒間隔のインターバル撮影を行いました。
この着色はゴキブリ体内の酵素反応なのだそうです。
昆虫の脱皮後にクチクラのタンニング(tanning,なめし現象)を起させる蛋白性のホルモンはバーシコンと呼ばれ、ゴキブリ類では腹部末端神経節から分泌されるらしい。(『岩波生物学辞典第4版』より)
室温を測り忘れました…。
野外では体が固まっていないことと白く目立つことで、ゴキブリにとって羽化直後は二重に危険ですね。
照明を嫌がって物陰に隠れようとするので、容器内の抜け殻や餌なども全て取り除きました。
脱皮殻を食べたかったかもしれませんけど、撮影のためこれも取り除きました。
抜け殻コレクションがまた一つ増えました♪
早回し映像では翅が最後まで白っぽい状態のままでした。
数日後には全身真っ黒になりました。
方眼紙上で採寸すると成虫♀の体長は21mm。
飼育してきた終齢幼虫は2匹とも夜中(明け方?)に脱皮しました。
2日前に♂が羽化したので、多くの昆虫と同様に雄性先熟なのかもしれません。
得られた成虫の♂♀ペアを同棲させれば、交尾や産卵行動などが観察できそうです。
楽しみ〜♪
驚いたことに、本種の♀はなんと単為生殖も可能らしい!!!
2014年4月中旬
住宅地/農地の上空をノスリ(Buteo japonicus)が低く飛んでいます。
飛び立って直ぐのようで、滑空旋回を繰り返しています。
それを見つけたカラスがしつこく追いかけ始め、空中戦のアタックを繰り返し仕掛けています。
遠くて鳴き声は聞こえません。
擬攻撃(モビング)の加勢に来たカラスがもう一羽いたかもしれません。
遠いので映像からカラスの種名は見分けられませんが、この地域でよく見かけるのはハシブトガラスよりも圧倒的にハシボソガラスです。