2013年6月中旬
道端に咲いたイタチハギ(別名クロバナエンジュ)の潅木で多数のヒメシジミ(Plebejus argus)が訪花していました。
口吻を伸ばして花蜜を吸っています。
初めの動画が♀(翅表が褐色)で、次が♂(翅表が青色)です。
近くに雌雄が揃っているのに各々が食事に夢中で交尾行動が見られないのは不思議でした。
羽化直後で性成熟していないのかな?
複数個体を接写。
ヒメシジミ♀ |
ヒメシジミ♂ |
ヒメシジミ♀ |
ヒメシジミ♂ |
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映像の前半部より |
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映像の後半部より |
鳥は、吐く息でも吸う息でも声が出せるので休まず鳴き続けることができる。
ヒバリのさえずり飛翔(song flight high overhead)上昇中の上り鳴き、滞空飛翔中の空鳴き(舞鳴き)、下降中の下り鳴きを使い分けている。繁殖期の縄張り宣言である。(p105より)
繁殖期のヒバリは”上り鳴き”をしながら次第に高度をとり、”空鳴き”または”舞鳴き”の滞空飛翔へ移行する。 旋回やホバリングで滞空飛翔をしていたヒバリは”下り鳴き”に移り着地するが、地上近くになったら、時には羽ばたきも滑翔もなく、翼を広げたまま水平位でバランスを保ちながら垂直に下降し、目標地点に着地する技量を持っている。 しかし時には”下り鳴き”を続けながら翼を畳み、頭を下にしてハヤブサのようにほぼ垂直に急降下してくることもある。(p31より)
天空でのさえずりは、他のヒバリの侵入を許さない縄張り宣言なのである。領空上でぐるぐると、ゆるやかな円を描きながらさえずり、チュールリ、チュールリと鳴き方が変わると降り始め、最後の20〜30メートルは翼をすぼめて石のように落下、縄張りの中の草原に降り立つ。(p24より引用)