2013/06/26

カツオゾウムシの仰向け起き上がり



2013年5月下旬

体表に鰹節の粉を吹いたような新鮮なカツオゾウムシLixus impressiventris )を見つけました。
初めは食草のイタドリに居たのですけど、私が近づいたら警戒して擬死落下。
ヨモギの葉に仰向けで落ちてから起き上がると葉上を少し歩き、最後は葉裏に隠れました。





2013/06/25

飛べ!イタヤハマキチョッキリ♀【ハイスピード動画】



2013年5月中旬

イタヤハマキチョッキリ♀の飼育記録2

飼育中のイタヤハマキチョッキリ♀(Byctiscus venustus)が飛び立つ瞬間を240fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
離陸直前は前脚・中足を両方上げて万歳のような姿勢になります。
鞘翅を広げ、折り畳まれた後翅をピンと伸ばすと、力強く羽ばたいて離陸します。
どうやら必ず明るい窓に向かって飛び立つようです(正の走光性)。

頻繁に何度も飛翔実験を繰り返すと、疲れたのか後翅をしっかり折り畳んで格納できなくなりました。
それとともに飛行性能も落ちて上手く飛べなくなりました。
しっかり休息すれば回復します。

つづく→「イタヤハマキチョッキリの揺籃を分解してみる


繭の中で蠕動するウスバアゲハ♂蛹



2013年5月中旬・室温20℃

ウスバアゲハ♂の飼育記録5

前日に繭を紡いだウスバアゲハ(旧名ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)幼虫が薄い繭の中で脱皮して蛹化しているのに朝気づきました。
せっかく繭の中が透けて見えるのに、微速度撮影で変化を記録すればよかったですね。

繭が少しだけ蠕動していましたが、すぐに動きが止まりました。

本種はアゲハチョウ科にしては珍しく繭を作ってその中で蛹化します。
形態的にウスバアゲハを含むParnassius属は原始的な特徴を残している種らしいので、繭を紡ぐという性質も原始的な行動と言えるのかもしれません。
コストのかかる絹糸をなるべく節約して蛹化する方向に進化したのでしょう。
他のアゲハチョウは帯蛹と言って腹端を足場糸で固定し、次に絹糸の輪を作って上半身を固定するだけです。
帯蛹は糸の使い方が洗練されている反面、蛹が天敵に捕食されたり寄生されたりするリスクは高くなりそうです。
また、ウスバアゲハは北方系の種類らしいので、蛹を保温するために繭を作り続ける道を選んだのかもしれません。

つづく→羽化



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