2023年5月下旬
ニホンアナグマ♀(Meles anakuma)がまた巣材集めをするようになりました。
シーン1:5/29・午後18:53・(@0:00〜)
首筋に白い毛の部分(白斑?)がある♀が、前足で落ち葉を掻き寄せながら手前の巣穴Lに後ろ向きで入ります。
細い落枝も一緒に運び込んでしまっても、細かいことは気にしないようです。
しばらくすると、同じ巣穴Lから外に出て来ました。
身震いしてから左に立ち去ると、カメラの周囲のマルバゴマギ灌木が激しく揺れ始めました。
アナグマ♀がカメラの死角でゴソゴソ動いているようです。
林床の落ち葉をかき集めるだけでは足りずに、近くに生えた灌木の枝に付いた生の葉っぱ(若葉)もむしり取っているのかもしれません。
シーン2:5/29・午後18:58・(@1:14〜)
新しく集めてきた巣材を巣口Lに敷き詰めただけで、なぜか巣穴Lの奥には運び込みませんでした。
どんな意味があるのか、これはちょっと興味深い行動です。
♀はそのまま右へ立ち去りました。
シーン3:5/27・午前0:51・(@1:32〜)
2日前の深夜にも巣材集めをしていました。
奥の巣穴Rに巣材を繰り返し運び入れています。
手前に生えた灌木の枝葉が邪魔で、アナグマの性別もよく見分けられませんでした。
(巣材集めは♀の仕事だと今のところ考えています。)
※ 都合により、動画の順序を入れ替えました。(見て分かりやすい映像を先に紹介しました)
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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