オオチャバネセセリ(Zinaida pellucida)がサザンカ(山茶花)の花蜜を吸っている様子を240-fpsのハイスピード動画で撮影していると、探餌飛翔中のキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が背後から飛来しました。
花の手前でホバリング(停空飛翔)して獲物を狩ろうとしたものの、敏捷なオオチャバネセセリは飛んで逃げてしまいました。
獲物を逃してしまったキイロスズメバチ♀は、停飛しながら空中で向きを変え、逃げたオオチャバネセセリを目で追っているようです。
諦めたキイロスズメバチ♀は結局、サザンカの花に着陸して吸蜜を開始。
吸蜜が済むと白い花弁によじ登ってから飛び去りました。
キイロスズメバチ♀は初めから吸蜜しようとサザンカ(白花)に訪れたら、たまたま先客がいただけかもしれません。
そもそもキイロスズメバチ♀が狩るのは鱗翅目の成虫ではなく幼虫がメインです。
チョウやガの成虫を狩るシーンは一度も見たことがありません。
シーン2:(@1:10〜)
今度は逆に、キイロスズメバチ♀がサザンカの白花で吸蜜していると、その横をセセリチョウの仲間(オオチャバネセセリ?)が飛んで横切りました。
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