2016年11月下旬・午後16:17(日の入り時刻は16:22)
晩秋の日没直前に、田園地帯の上空で9羽の猛禽類が群れで帆翔していました。
小規模ながらも猛禽類の群飛を見たのはこれが初めてです。
秋に北国から南へ渡る途中の群れにしては、時期が遅過ぎるでしょうか?
現場は山に近い田園地帯ですが、このときは上昇気流の勢いがいまいち弱いようです。
最後はタカ柱の群れが分散しました。
5羽が山の方へ向かい、4羽だけがこの空域に残りました。
タカ柱とは上昇気流のあるところへタカが集まってくることである。そのなかでサシバは帆翔しながら高度を上げる。それがあたかも柱状に見えるところからタカ柱という。 (茂木一男『60歳からのホーク・ウォッチング』p54より引用)
素人目にはなんとなくトビ(Milvus migrans)のような気がするのですけど、夕暮れ時で翼の下面の模様をしっかり確認できず、同定は無理でした。
普段この辺りのフィールドで私がよく見かける猛禽類はトビとノスリ、(夏鳥サシバ)です。
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