高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#6
2017年6月上旬・午後17:05〜17:29
ハシボソガラス(Corvus corone)の親鳥♀♂が共稼ぎで(交互に?)雛に給餌しに巣に通っています。
親鳥の性別を見分けられないのが残念です。
勝手な想像ですけど、なんとなく親鳥の帰巣ルートには♀♂各自の癖があるような気がします。
巣の一段下の鉄骨に一旦着陸して周囲の安全を確かめてから再び飛び上がって入巣する場合と、高速で飛来して直接に入巣する場合があるのです。
この日に撮れた計6回の給餌シーンをまとめた映像をご覧ください。
親子水入らずの給餌シーンは微笑ましいですね。
嘴に何か餌を咥えた親鳥が帰巣し、雛へ給餌しました。
一斉に背伸びして餌乞いする雛鳥は3羽見えます。
嘴を開いた時に中が赤いのがカラス幼鳥の特徴です。
給餌後に親鳥が雛の尻に回り込んで排便を待っているように見えましたが、遠過ぎて詳細は不明です。
親鳥が出巣するついでに、ときどき雛の糞を咥えて捨てに行く(排糞)と思われます。
親鳥が巣から出て行くときは飛び降りる感じで、高い鉄塔からほとんど羽ばたかずグライダーのように滑翔します。
隠し撮りしているつもりでも、親鳥には私の存在はバレています。
すぐ近くまでよく偵察に来ました。(映像はカット)
鉄塔のてっぺんから伸びる高圧線に止まって辺りを見張ることもありました。(親鳥がお気に入りの監視場所)
鬱陶しい奴だと思われているはずですが、ハシボソガラスはハシブトガラスよりも寛容で助かります。
鉄塔が西日を浴びると、なかなか良い雰囲気に撮れました。
この日は風がかなり肌寒く、撮影ポイントで長時間じっとしていると、震えそうになりました。
ウィンドブレーカーなどの防寒具を持参するべきでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#7:排糞行動が遂に撮れた!
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