2016年10月下旬
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ジョウビタキの♀♂つがいと鳴き声(冬の野鳥)
峠道で倒木に見慣れない小鳥が止まっていました。
桃色で美しい小鳥の正体は、調べてみると当地では冬鳥のベニマシコ♂(Uragus sibiricus)でした。
ヒッヒッ♪という甲高い鳴き声がかすかに聞こえるものの、リップシンクロが一致しない(嘴の動きがはっきりしない)ので、この個体の鳴き声かどうか初めは自信がありませんでした。
最後に飛んで逃げたときに鳴き声も一緒に遠ざかったので、ベニマシコの鳴き声で大丈夫でしょう。
【追記】
『日本の野鳥さえずり・地鳴き図鑑』に付属するCDでベニマシコの鳴き声と聴き比べてみると、私の動画に登場した個体の鳴き方は地鳴きで間違いなさそうです。
チ、フイとかピ、ポと聞こえるリズミカルな地鳴き。(中略)鳴き声の一部がウソの鳴き声に似るが、ベニマシコではフィのあとに、フィ、フォイと続けて鳴く。(p43より引用)
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