2016年6月上旬
郊外の道端に咲いたシロツメクサの群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
花から花へと忙しなく飛び回るものの、後脚の花粉籠は空荷でした。
意外にもこの組み合わせは初撮りです。
『昆虫の集まる花ハンドブック』p55によれば、
(シロツメクサの)個々の花の雄しべ雌しべは白い花びらのケースに包まれ、外からは見えない。蜜を吸うにはケースを押し下げる必要がある。それができるのは、活動的に花から花へと飛ぶハナバチの仲間。こうして花を操作できず、移動性の低いアブや甲虫を花から排除した。
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