ミズナラの樹液を舐めるアオカナブン
2014年8月中旬
里山の雑木林で色鮮やかなアオカナブン(Rhomborrhina unicolor)をミズナラの樹液酒場で見つけました。(時刻は朝7:00前)
樹皮の割れ目に頭を突っ込んで一心不乱に樹液を舐めています。
その背後でベニシタバの一種(オニベニシタバかも?)も樹液を吸いに訪れました。
気配を感じたアオカナブンが後脚を持ち上げて牽制し、蛾を追い払いました。
図々しいベニシタバは幹を歩いて回り込むと、アオカナブンの前から赤い口吻を伸ばして吸汁を始めました。
アオカナブンは途中で顔を上げて前脚で樹液を拭いました。
化粧が済むと食餌を再開。
アオカナブンを接写してみると、後脚の根元に緑色の突起(鋭いトゲ?)が体の横に張り出していることに初めて気づきました。
これは喧嘩に使う武器なのかな?
この辺りではアオカナブンの生息密度が低いのか単独でも滅多に見られず、本種の闘争行動を観察したことが未だありません。
上記の蛾を追い払う行動では、このトゲを使っていないと思います。
それとも飛行を安定させる水平尾翼として役立つのでしょうか。
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