2013年7月下旬
軒下に営巣したコガタスズメバチの定点観察#3
この日の天気は雨。
コガタスズメバチ(Vespa analis insularis)は巣内で盛んに活動しているようですけど、ほとんど外出しませんでした。
内役していた♀(ワーカーまたは創設女王)が巣口から腹端を出し、透明の?液体を大量に排泄しました。
腹端から出たので、口から水を吐き戻したのでは無いと思います。
映像の後半は1/4倍速のスローモーションでリプレイ。
偶然撮れた映像ですが、スズメバチ類の脱糞シーンは初めて見ました♪
巣内を汚さないよう巣口から外に排便するとは感心、感心。
晴天の日は外役のついでに飛びながら排泄すると思われます。(外役に出かけない女王蜂は常に巣口から脱糞?)
つづく→シリーズ#4
【追記】
どうやらこの排泄行動は、スズメバチにしては珍しいようです。
松浦誠『社会性ハチの不思議な社会』によれば、
スズメバチやマルハナバチの脱糞は巣の中でおこなわれるが、ミツバチだけは、必ず巣の外で、飛んでいる最中におこなう (p256より引用)
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