2013年6月中旬
道端に咲いたハナニガナの群落でヒメシジミ♂(Plebejus argus)が訪花していました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮っていたら♂同士の興味深い行動が撮れました。
関連記事→「飛べ!ヒメシジミ♂【ハイスピード動画&HD動画】」吸蜜中の♂aの周りを別の♂bが飛び回り始め、遂には同じ花に止まりました。
やがて2頭とも飛び立ち、1頭(初めの♂a?)はすぐ近くのハナニガナの花に止まり直しました。
これは飛来した♂bが吸蜜中の♂aを♀と誤認した求愛飛翔なのでしょうか?
チョウは視覚で仲間を認識します。
ヒメシジミの翅の紋様・色は性的二型で、我々ヒトが可視光の下で見ても雌雄の違いは一目瞭然です。
♀の探索に熱心な♂がそう簡単に誤認するでしょうか? (恋は盲目? 同性愛?)
縄張り争いにしては追い払う行動が淡白過ぎる気がします。
道端に花は幾らでも並んでいるので、蜜源を独り占めしようとしても無意味でしょう。
同様のシーンがもう一度撮れました。
花蜜を吸っている♂にもう一頭の♂が飛来し、アタックされた方はすぐに飛び去りました。
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