2013年1月下旬
雪山で木の枝に座ったニホンザル♀(Macaca fuscata)が子猿を胸に抱き授乳しながら毛繕いしてやっています。
子猿は母猿の左の乳首を吸っています。
この母猿は黒い電波発信機付きの首輪を装着しています。
黒い首輪はフィールドでも目立つので結構よく見かける個体なのですが、これでようやく♀と判明しました。
体格が立派なので、てっきり♂なのかと思い込んでいました。
この辺りで首輪を付けられているのは何頭もいるのかな?
関連記事→「首輪を付けた野生ニホンザルの落穂拾い」里の方から聞こえてきた車のクラクションに反応して母猿が振り返りました。@1:27
時間をかけて念入りに毛繕いしてもらうと、子猿が動いて母猿から少し離れました。
【追記】
(ニホンザルの♀は)乳首の長さや色から、出産経験のあるサルか否かはわかるし、長さと、ピンク色から紫色への変化の程度によって、おおよその年齢を知ることもできる。(『ニホンザルの生態:豪雪の白山に野生を問う』p199より)
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