2013年1月下旬
雪山の雑木林にて遭遇した野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れを撮った映像の中から、互いに毛繕い(グルーミング)するシーンをまとめてみました。
朝の日光浴も兼ねているのか、あちこちで潅木の枝に座り時間をかけて念入りにグルーミング(蚤取り)し合っています。
アクロバティックな体勢になっても冷たい雪の上に座るよりもマシらしい。
毛繕いされている方はとても気持ちよさそうで至福の表情を浮かべています。
エステに通うヒトと似たりよったりですね。
冬はニホンザルの繁殖期らしいのですが、求愛・交尾行動などは未だ見たことがありません。
写真を見直すと、一部の個体で胸の乳首や尻に♀外性器が認められ、♀と判明しました。
日当り良好の南斜面は雪崩の巣で、日が高くなるにつれ緩んだ雪が上から次々に崩れてきて撮影中もヒヤヒヤします。
ところで雪国のニホンザルは、強い紫外線で雪盲にならないのだろうか?
(厳しい自然界では失明した個体は生きてゆけず淘汰されてしまうのでしょう。)
一面の銀世界で晴れると我々ヒトはサングラス無しでは眩しくて目を開けていられません。
お尻に♀の外性器? |
乳首が見えるので♀? |
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