2012年1月下旬・気温4℃→0℃
雑木林で遭遇した野生ニホンザル群れ
ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の採食行動が撮れた映像を中心にまとめてみました。
木に登った個体が枝の樹皮をガリガリ齧っています。
脚で体を掻きながら口をモグモグさせています。
白毛の若い猿が奥の木をすごい勢いで上り下りして独り遊びしています。
首輪を付けた猿が樹上で採食 |
欠伸の際など顔が上を向くと胸元の発信器がよく見えました。
俯いていると毛皮に隠れて首輪に気づかないかもしれません。
おもむろに小枝を拾い上げて齧り始めるも、すぐに枝を捨てました。
斜面奥の樹上に居る別の個体が樹冠を枝から枝へと身軽に移動し、枝を折って口にしました(@4:19-)。
次は折らないままの枝から何かを指で摘み上げて続けざまに口に運びました(@5:00)。
枝に付いた冬芽や地衣類を採食したのかなと想像したものの、激しい降雪と手前の木々に遮られてよく見えませんでした。
雑木林のあちこちに散開した猿たちがときどき枝を折る音がピシッと静かな谷に響き渡ります。
(「樹上の毛繕いとクーコール」篇につづく)
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