2011/10/12

コカマキリ♂♀cの交尾



2011年9月下旬

水路沿いの鉄柵の下にぶら下がって交尾中のコカマキリを発見。
既に交尾器が結合した状態でマウントしています。
実はコカマキリの♂成虫をしっかり見るのはこれが初めてかもしれません。
♂♀共に褐色型ですが、♂の方が色が薄く体格差も歴然としています(♀>♂)。
夕方で暗くなってきたので、最後まで見届けようと交尾中のペアを採集して持ち帰りました。
♀cが動き回っても♂は結合したまま♀cにしがみ付き決して離れようとしません。
明るいところで結合部をじっくり接写。
♀cは二匹分の全体重を支えます。
暇な♀cは交尾中にのんびりお化粧しています。


進展が無いので油断していたら結合解消の瞬間を撮り損ねました。
開放的な場所で交尾させたせいか、♂は♀cに食われる(性的共食い)ことなく無事に別れました。
直後に羽ばたいて遠くに離れる♂を見ています。
♀よりもかなり小柄なので、背後からマウントに成功すれば♀の鎌が♂頭部にも届かない気がします。

もう二匹コカマキリ♀を飼っているので(♀a-L1と♀b)、順次ペアリングさせるべく♂を体力回復するまで隔離しておきます。
次回は出会いから交尾器結合に至るまでの過程(求愛?)を観察してみる予定です。







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