2017/05/11

エゾノコリンゴの果実を採食するヒヨドリの群れ【冬の野鳥】



2017年2月上旬

街中にある旧いお屋敷の立派な庭で、ヒヨドリHypsipetes amaurotis)がとある落葉樹に群がっていました。
雪をかぶった枝に残った丸くて茶色(干し柿のような色)の果実を喋んでいます。
果実の根本はとても細くて長い柄で枝につながっています。
例えるならサクランボみたいな柄です。
この柄のせいでヒヨドリはとても食べにくそうな様子でした。
嘴で実をつついても失敗して、実を落としてしまうこともありました。
ようやく柄からちぎって実を丸呑みできたと思いきや、なぜか種子を吐き出し捨ててしまうシーンが撮れました。(@2:51~3:01)
これでは種子散布の役割を果たしていませんね。(偶々かな?)
最後ヒヨドリは鋭く鳴きながら飛び去りました。

実は初めこの木にヒヨドリだけでなくツグミも来ていたのですが、撮影しようと私が近づいたらツグミは逃げてしまいました。

▼関連記事落葉した木に集まるヒヨドリとツグミの混群(冬の野鳥)
あるいはヒヨドリが群れで餌場を占有していたのかもしれません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



この果実の樹種を調べるのに難航しています。
予想が二転三転して現在も調査中です。
撮影中はなんとなくマメガキだろうか?と思いました。
帰ってからは図鑑で少し調べて、エノキかな?と予想を変更。

「エノキの実は甘くてうまい」@『カラスの教科書』p117より
ところが春になって花が咲くと、エノキではなく、桜のような白い花でした。
ズミやエゾノコリンゴですかね?
葉が出るまでもうしばらくお待ち下さい。

次の写真5枚は5月上旬に撮影。



花が白く長枝の葉が中裂しないことから、ズミではなくエゾノコリンゴ(別名ヒロハオオズミ、サンナシ)と判明。


次の写真5枚は5月下旬に撮影。
未熟な果実がついていました。


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