2026/04/08

鳥から毟った羽根が雪に埋もれたスギ林床に小便でマーキングする冬毛のホンドギツネ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2025年1月上旬

シーン0:1/3・午後14:47・くもり・気温11℃(@0:00〜) 
スギの防風林が田畑を取り囲んでいます。 
その杉林の雪面に鳥の羽根が大量に散乱していました。 
肉食の捕食者(おそらくフクロウなどの猛禽?)が獲物を狩った直後に、羽根を毟り取ったのでしょう。 
毟り取られた羽根の色は地味で黒っぽく、一部は茶色に縁取られていました。 
素人目には、なんとなくヒヨドリHypsipetes amaurotis)またはキジバトStreptopelia orientalis)かな?と予想したのですが、真面目に検討していません。 
キツネやテンなど肉食獣の仕業かもしれませんが、雪面に動物の足跡は付いていませんでした。 
同じ地点に捕食者が戻ってくるのではないかと期待して、トレイルカメラを設置しました。 
その捕食者にとって、もしもここがお気に入りの調理場(屠殺場)なら、毎回鳥を狩った後に獲物の羽根を毟る行動が記録されるはずです。 


シーン1:1/5・午前2:33・くもり・気温-3℃(@0:06〜) 
2日後の未明に、左から冬毛のホンドギツネVulpes vulpes japonica)が単独で登場しました。 
雪の積もったスギ林床で、あちこち匂いを嗅ぎ回っています。 
雪の下に埋もれた鳥の羽根の匂いを嗅ぎつけて、雪を掘り返すかな?と期待したのですが、気づかなかったのかもしれません。 
それとも、このキツネこそが鳥を狩って羽根を毟り取った張本人なのだとすれば、羽根以外の肉はもう残っていないことを誰よりも知っているはずで、無駄な穴掘りをしないのも当然です。

スギ成木の真下で雪面から飛び出している落枝の先端部の匂いが気になって、キツネはくんくん嗅ぎました。 
実は5日後に、ホンドテンがそこに排尿マーキングしました(映像公開予定)。 
テンがここに通って来る度にマーキングしているとすると、キツネもそれに対抗したくなったようです。 
その直後にキツネは腰を落として、雪面に排尿してマーキングしたようです。 
塚田英晴『野生動物学者が教えるキツネのせかい』によると、
オスのキツネはイヌのように片方の後ろ足を上げて尿をしますが、メスのキツネは足を上げないでしゃがんだ姿勢で尿をします( 口絵 26)。 電子版の位置: 943より引用
「排尿姿勢から、この個体は♀だろう」とは必ずしも言い切れません。 
尿で匂い付けする対象物が地面の場合は、♂でも腰を落として(片方の後脚を上げずに)排尿マーキングするからです。 

キツネは上を見て何かに驚き、左下手前に立ち去りました。 
スギ林でフクロウが止まり木に居たのではないか?と個人的に想像を逞しくしているのですが、定かではありません。 



つづく→

庭木のヤエウツギに樹霜

2025年1月中旬・午前11:25頃・くもり 

民家の庭で生垣のように植栽された落葉性灌木サラサウツギ(=ヤエウツギ)(八重咲き)の枝先に、白い針状の霧氷(樹霜)がびっしり形成されていました。 
この日は、明け方の最低気温がよほど下がったのでしょう。 
日が高く昇ると、美しくも儚い樹氷は、みるみる溶けてしまいます。

ホバリングしてキツリフネの花蜜を吸うヒメクロホウジャク(蛾)

 

2024年10月上旬・午後13:05頃・くもり 

山麓の道端の草むらに咲いたキツリフネの大群落でヒメクロホウジャクMacroglossum bombylans)が訪花していました。 
花から花へと忙しなく飛び回り、ホバリング(停空飛翔)しながらきょの奥にある蜜腺まで口吻を差し込んで吸蜜しています。 
猛烈な羽ばたきを、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。 
カメラのオートフォーカスがなかなか間に合いません。
今回もハイスピード動画モードに切り換える前に逃げられてしまいました。 



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