2026/04/09

散歩中にドバトの群れを追い散らすゴールデンレトリバー【冬の野鳥:ハイスピード動画】

 

2026年1月上旬・午前11:50頃・くもり 

雪道で飼い犬を散歩させているヒト♂がいました。 
犬種はゴールデン・レトリバーでした。 
一方、私は橋を渡っているところで、イエイヌCanis lupus familiaris)と私の間にはカワラバト(=ドバト;Columba livia)の群れがいました。 
鳩に餌をやる通行人がたまにいるので、この場所に年中集まっているのです。 
30羽ぐらいの群れが路上(橋の上の歩道)に密集して採食していました。 
これからイヌとドバトがニアミスしそうです。 
次の展開を予想した私は、これは良いスローモーションが撮れるぞ!と期待して、240-fpsのハイスピード動画で撮影を開始しました。

飼い犬は多数のドバトを見ると、眠っていた狩猟本能が呼び覚まされたのか、喜び勇んで鳩の群れに向かって駆け出しました。 
イヌが近づくと、ドバトは次々と飛んで逃げ始めました。 
しかし鳩は飛び立っても短く飛ぶだけで、イヌから安全な距離を保ってすぐに着地します。 
イヌが来れない(リードが届かない)安全地帯に図太く居座って、採食を続けています。 
ドバトはいちいち飛んで逃げるのも億劫なのか、省エネのために歩いて(走って)逃げるだけの個体も多いです。 

このゴールデン・レトリバーは首輪だけではなくハーネスも装着した上で、飼い主がリードをしっかり握っているので、鳩を襲いたくても飼い主に制止されてしまいます。 
躾がしっかり行き届いているイヌのようで、飼い主のリードを振り切ってまでドバトに襲いかかることはしませんでした。 

これは私の想像ですが、この飼い犬(ゴールデンレトリバー)もドバトも互いに顔見知りなのかもしれません。 
毎日同じコースで散歩する度に出会っているとしたら、ドバトがこのイヌを舐めているのも納得です。 

獲物が目の前にいるのに自由に追跡できない状況は、イヌにとっては欲求不満が溜まりそうですが、楽しそうにドバトの群れを何度も追い散らしています。 
イヌが本気で駆け出したら、ドバトの群れが一斉に飛び立ちました。 
すると飼い主がたしなめるように、イヌの頭を軽くはたきました。 それでもゴールデン・レトリバーは鳩の群れに遊びの突進を繰り返しています。 

ゴールデン・レトリバーが元気に走り出すと、長い毛並みや垂れた耳や舌、尻尾、口周りの弛んだ皮膚が揺れて、見応えのあるスローモーション映像になりました。 
犬の吐く息が白く写っています。 
イヌはわざと余所見してドバトを油断させてから、一気に駆け寄る戦法をとることもありました。 
しかしドバトは、お見通しのようです。 
散歩中でリードに繋がれた飼い犬は、そもそも本気で獲物を捕れるとは思ってないようで、鳩に口で噛みつこうとはしていません。 
逃げる鳩を追い散らすのが楽しいだけなのでしょう。
ヒトの幼児も公園で楽しそうに走り回って、鳩をわざと追い散らす姿をよく見かけます。 
アイスバーンで犬の足がスリップすることもありました。 
飼い主はリードを引っ張って踏ん張り、なんとかイヌを制止しようとしています。 

なかなか見応えがあるハイスピード動画が撮れました。 
あとは2丁拳銃を乱射する演出を追加して、劇的なBGMを付ければ、B級アクション映画のワンシーンが出来上がりです。  

最後に私は、高画質のFHD動画に切り替えて撮影しながら、鳩の群れの横を通り過ぎます。 
人馴れしたドバトは、まったく逃げませんでした。 
のんびり羽繕いしている個体もいます。 
こんなラストシーンは蛇足なのですけど、低画質のハイスピード動画だけを投稿するよりも、このFHD動画と連結した動画を投稿した方が、YouTubeでは高画質動画としてアップロードされるのです。


2026/04/08

鳥から毟った羽根が雪に埋もれたスギ林床に小便でマーキングする冬毛のホンドギツネ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2025年1月上旬

シーン0:1/3・午後14:47・くもり・気温11℃(@0:00〜) 
スギの防風林が田畑を取り囲んでいます。 
その杉林の雪面に鳥の羽根が大量に散乱していました。 
肉食の捕食者(おそらくフクロウなどの猛禽?)が獲物を狩った直後に、羽根を毟り取ったのでしょう。 
毟り取られた羽根の色は地味で黒っぽく、一部は茶色に縁取られていました。 
素人目には、なんとなくヒヨドリHypsipetes amaurotis)またはキジバトStreptopelia orientalis)かな?と予想したのですが、真面目に検討していません。 
キツネやテンなど肉食獣の仕業かもしれませんが、雪面に動物の足跡は付いていませんでした。 
同じ地点に捕食者が戻ってくるのではないかと期待して、トレイルカメラを設置しました。 
その捕食者にとって、もしもここがお気に入りの調理場(屠殺場)なら、毎回鳥を狩った後に獲物の羽根を毟る行動が記録されるはずです。 


シーン1:1/5・午前2:33・くもり・気温-3℃(@0:06〜) 
2日後の未明に、左から冬毛のホンドギツネVulpes vulpes japonica)が単独で登場しました。 
雪の積もったスギ林床で、あちこち匂いを嗅ぎ回っています。 
雪の下に埋もれた鳥の羽根の匂いを嗅ぎつけて、雪を掘り返すかな?と期待したのですが、気づかなかったのかもしれません。 
それとも、このキツネこそが鳥を狩って羽根を毟り取った張本人なのだとすれば、羽根以外の肉はもう残っていないことを誰よりも知っているはずで、無駄な穴掘りをしないのも当然です。

スギ成木の真下で雪面から飛び出している落枝の先端部の匂いが気になって、キツネはくんくん嗅ぎました。 
実は5日後に、ホンドテンがそこに排尿マーキングしました(映像公開予定)。 
テンがここに通って来る度にマーキングしているとすると、キツネもそれに対抗したくなったようです。 
その直後にキツネは腰を落として、雪面に排尿してマーキングしたようです。 
塚田英晴『野生動物学者が教えるキツネのせかい』によると、
オスのキツネはイヌのように片方の後ろ足を上げて尿をしますが、メスのキツネは足を上げないでしゃがんだ姿勢で尿をします( 口絵 26)。 電子版の位置: 943より引用
「排尿姿勢から、この個体は♀だろう」とは必ずしも言い切れません。 
尿で匂い付けする対象物が地面の場合は、♂でも腰を落として(片方の後脚を上げずに)排尿マーキングするからです。 

キツネは上を見て何かに驚き、左下手前に立ち去りました。 
スギ林でフクロウが止まり木に居たのではないか?と個人的に想像を逞しくしているのですが、定かではありません。 



つづく→

庭木のヤエウツギに樹霜

2025年1月中旬・午前11:25頃・くもり 

民家の庭で生垣のように植栽された落葉性灌木サラサウツギ(=ヤエウツギ)(八重咲き)の枝先に、白い針状の霧氷(樹霜)がびっしり形成されていました。 
この日は、明け方の最低気温がよほど下がったのでしょう。 
日が高く昇ると、美しくも儚い樹氷は、みるみる溶けてしまいます。

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