2024/01/21

シロバナヤマフジの花で採餌するクマバチ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年5月上旬・午後15:20頃・晴れ 

民家の蔓棚で今年も見事に花が咲きました。 
いわゆる普通のフジ(藤)(ノダフジ)の紫の花と一緒に白い花の品種も並んで咲いていました。 
花序が短いので、シロナガフジ(白長藤)ではなくヤマフジの一品種であるシロバナヤマフジ(シラフジ、白藤)のようです。 
ヤマフジとノダフジは蔓の巻く向きが逆向きになるらしいのですが、この蔓棚では成長初期に庭師が人為的かつ強引に蔓の巻き方を変えたのか、不規則でよく分かりませんでした。 

長年の宿題だったキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)の訪花シーンをようやく撮影できました。 
♀との組み合わせは、これが初見になります。 

関連記事(同所で6、7年前の撮影)▶  


同じ藤の仲間でも花の咲く時期が少しずれるのか、今回クマバチ♀は白藤ばかり選んで訪花していました。 
マメ科植物に特有の蝶形花に正当訪花を繰り返し吸蜜するクマバチ♀の後脚をよく見ると、花粉籠は空荷でした。 
あまりにも忙しなく飛び回るので、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:15〜) 


2024/01/20

ニホンアナグマの営巣地で2匹の野ネズミが激しく追いかけっこ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年5月下旬 

二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)を見張っている自動センサーカメラにときどき野ネズミ(ノネズミ)が写ります。 
2匹の野ネズミが同時に写った事例を紹介します。 


シーン0:5/26・午後12:33・(@0:00〜) 
明るい昼下がりにたまたま撮れた現場の状況です。 
手前に見えるのがアナグマの巣口Lで、右上奥に巣口Rがあります。 


シーン1:5/28・午前2:10・(@0:03〜) 
セットの左エリアを1匹の野ネズミが餌を探し歩いてウロチョロしています。 

しばらくすると、2匹の野ネズミが左から走って来ました。 
追いかけっこしているのか、高速で右往左往しています。 
相次いで左に走り去りました。 
野ネズミの激しい縄張り争いを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:26〜) 
「ネズミ花火」は、このような激しい回転を例えて名付けられたのでしょう。 

もしかすると、縄張り争いではなく、求愛のために♂が♀を追いかけている可能性もありますかね?

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


夜の小川で飛び回るコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年5月下旬

シーン0:5/18・午後12:55・(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。 
浅い小川が手前から奥へ緩やかに流れ、その先で川の本流に注いでいます。 


シーン1:5/18・午後19:07・(@0:06〜)日の入り時刻は午後18:50。 
日没後にコウモリが水路の上空を手前から奥に高速で飛び去りました。 
この地点でコウモリは初登場です。 

飛翔シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
旧機種のトレイルカメラは動画のフレームレートが25fpsとスペックが低くて、コウモリの素早い羽ばたきを捉え切れていません。 


シーン2:5/18・午後19:08・(@0:06〜) 
黒いコウモリが丸木橋の奥の水路を低空で何度も往復しています。 
小川の周囲を夜蛾も多数飛び回っているので、いつか狩りの決定的瞬間が撮れないかな〜と期待しています。 
ご存知のようにコウモリは超音波を発してエコロケーションを行いますが、夜蛾の中には飛翔中にコウモリの超音波を感知すると飛び方を急に変えて捕食を逃れようとする種類がいるらしいのです。


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。


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