2018年11月下旬・午後13:19
稲刈りの済んだ田んぼの農道を私が歩いていたら、電柱のてっぺんから1羽の猛禽類αが飛び立ちました。
後にチョウゲンボウ♀(Falco tinnunculus)と判明します。
滑空して遠くの田んぼに着陸するかと思いきや、そのまま左に旋回して隣接する住宅地の電柱の天辺に止まりました。
これほど低空で飛ぶチョウゲンボウを見るのは初めてです。
近づく私を警戒して逃げたのかと初めは思ったのですが、もしかすると遠くの田んぼに見つけた野ネズミを狩ろうとして失敗した(獲物に逃げられた)のかもしれません。
飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
▼関連記事(5年前の撮影)
ホバリングから獲物を狩るチョウゲンボウ(野鳥)
電柱に背を向けて止まったチョウゲンボウ♀は、顔が頷いているような動きをしています。
鳴き声は聞き取れませんでした。
つづく→屋上の梯子に止まって羽繕いするチョウゲンボウ♂(野鳥)
2018年11月下旬
農村部のブロッコリー畑でヒメアカタテハ(Vanessa cardui)が訪花していました。
翅を半開きで軽く開閉しながら吸蜜しています。
花から花へ飛び回り、翅の裏面も見せてくれました。
近くの花へ歩いて移動することもあります。
ヒメアカタテハが花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:46〜)
キタキチョウ(Eurema mandarina)が近くに飛来するとヒメアカタテハは牽制するように翅を全開にしました。
するとキタキチョウはすぐに飛び去りました。
キタキチョウとのニアミスは1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:55〜2:04)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
|
ヒメアカタテハ@ブロッコリー訪花吸蜜 |
|
ヒメアカタテハ:翅裏@ブロッコリー訪花吸蜜 |
2018年11月下旬
山麓を流れる水路のコンクリート護岸にキセキレイ(Motacilla cinerea)が止まっていました。
私がカメラを向けるとすぐに向きを換え、鳴きながら飛んで逃げてしまいました。
一瞬の邂逅を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
水路内は水が涸れていて、落ち葉が大量に溜まっています。
この個体は喉が白いので♀かと思ったのですが、冬羽は性別が区別できないらしい。
(キセキレイの)夏羽では、♂ののどは黒くて白い顎線が目立ち、♀ののどは白っぽい。冬羽では♀♂とものどが白い。(『色と大きさでわかる野鳥観察図鑑』p136より引用)
積雪地に棲む個体は冬になると暖地へ移動する。冬季には市街地の水辺でも観察される。(wikipediaより引用)
確かに私は冬にキセキレイを見たことはありません。