2014/12/09

スペアミントの花蜜を吸うオオハラナガツチバチ♂



2014年8月下旬

川沿いのちょっとした原っぱに咲いたスペアミント※の群落でオオハラナガツチバチ♂(Megacampsomeris grossa matsumurai)が訪花していました。
触角の長い♂が2匹来ています。
同じ花でニアミスしても特に争うでもなく、1匹が飛び去りました。
腹端に棘状の突起あるかどうか興味があるのですが、採集しないと分かりませんね。

最近買った『ハチハンドブック』のおかげでオオハラナガツチバチの名前を知りました。
初めはてっきり近縁種のキンケハラナガツチバチ♂だと思い込んでいました。
これまでよく分からぬままキンケハラナガツチバチ♂としてきた記事も再検討が必要かもしれません。


※ この花の名前について。
茎に触れると断面が四角形だったのでシソ科だろうと見当がつきました。
ハッカやミントの仲間かな?と思うものの、手元の野草図鑑にはハーブ類は載っていなくていつも困ります。
植物の画像掲示板で問い合わせたところ、スペアミントだろうとご教示頂きました。
ハーブ図鑑も買わなきゃなー。



2014/12/08

傘の柄を舐めるメスグロヒョウモン♂(ミネラル摂取)



2014年8月下旬

キャンプ場の休憩所(東屋)でなぜかメスグロヒョウモン♂(Damora sagana liane)が飛び回り、軒下に止まったりしていました。
行動の目的が分からず、夏眠する傾向があるのかな?と首を捻りつつじっと眺めていたら、私が持参したビニール傘に止まりました。
口吻を伸ばして柄を舐め始めました。
翅を開閉しながら長時間ひたすら舐め続けます。
かなりマニアックなフェチですけど、ミネラル摂取の行動なのでしょう。

すぐ横のベンチの背もたれに汗で濡れたシャツを干しているのに、それには興味を示しませんでした。
洗剤の残り香やグレーの色が嫌いなのかな?

汗をかいた腕を差し出してもその手に乗りませんでした。
ヒトの汗というよりも皮脂が目当てなのでしょうか。
濃縮した塩分が固体表面に析出した状態が好みなのかもしれません。

▼関連記事
金属管を舐めるミドリヒョウモン♂


飛べ!ハグロトンボ♂【HD動画&ハイスピード動画】



2014年8月上旬


▼前回の記事
ハグロトンボ♀の翅紋誇示

民家の庭でハグロトンボ♂(Calopteryx atrata)が何匹も集まっていました。
草木の葉っぱや地面に止まり、独特のリズムで翅を開閉しています。(縄張り争いの誇示行動)
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
複数個体を撮影。



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