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2023年9月上旬・午後12:40頃・晴れ
平地のスギ防風林で倒木の横に残されたホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場phを見に来たら、モエギザトウムシ(Leiobunum japonicum)の群れが集まっていました。
どうやら繁殖期のようです。
どの個体に注目すべきか、あちこち目移りしてしまいます。
複数個体を撮った寄せ集めの映像です。
ヤブコウジ稚樹の葉の上に乗って、日光浴しながら身繕いしている個体がいました。
歩脚に欠損はありません。
特に長い第1歩脚(L1)の先端を口で舐めて掃除しています。
タヌキの溜め糞場phで2匹のモエギザトウムシ?がニアミスしたのですが、1匹が薄暗いスギ林床を慌てて逃げ出しました。
次はスギ風倒木の上を歩いてくる個体に注目しました。
歩脚が極細で異常に長いザトウムシが素早く静かに歩くと、まるでSF映画の惑星探査機ロボットのようだと、いつも見るたびに思います。
この個体は、左足を1本欠損していました。
スギ倒木の側面に沿って歩いていたら、倒木の表面に静止していたワラジムシ(Porcellio scaber)2匹と遭遇しました。
モエギザトウムシが歩脚の先でワラジムシに触れたので、捕食シーン(狩り)が見れるかと期待しました。
ところ次の瞬間、ワラジムシもザトウムシも慌てて逃げ出しました。
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