2025/01/13

モエギザトウムシ?の群れがスギ林床で徘徊探索、身繕い、追跡逃走

 

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2023年9月上旬・午後12:40頃・晴れ 

平地のスギ防風林で倒木の横に残されたホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場phを見に来たら、モエギザトウムシLeiobunum japonicum)の群れが集まっていました。
どうやら繁殖期のようです。 
どの個体に注目すべきか、あちこち目移りしてしまいます。 
複数個体を撮った寄せ集めの映像です。 

ヤブコウジ稚樹の葉の上に乗って、日光浴しながら身繕いしている個体がいました。 
歩脚に欠損はありません。 
特に長い第1歩脚(L1)の先端を口で舐めて掃除しています。 

タヌキの溜め糞場phで2匹のモエギザトウムシ?がニアミスしたのですが、1匹が薄暗いスギ林床を慌てて逃げ出しました。 

次はスギ風倒木の上を歩いてくる個体に注目しました。
歩脚が極細で異常に長いザトウムシが素早く静かに歩くと、まるでSF映画の惑星探査機ロボットのようだと、いつも見るたびに思います。 
この個体は、左足を1本欠損していました。 
スギ倒木の側面に沿って歩いていたら、倒木の表面に静止していたワラジムシPorcellio scaber)2匹と遭遇しました。 
モエギザトウムシが歩脚の先でワラジムシに触れたので、捕食シーン(狩り)が見れるかと期待しました。 
ところ次の瞬間、ワラジムシもザトウムシも慌てて逃げ出しました。 


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