2024/05/20

キアゲハ夏型♀が柿の葉で何の用?

 

2023年8月上旬・午前11:35頃・晴れ 

民家の庭に植栽されたカキノキに夏型のキアゲハ♀(Papilio machaon hippocrates)が飛来して葉に止まりました。 
翅裏の地色が薄いので、夏型♀と分かります。 

キアゲハとカキノキという組み合わせがとても意外でした。
カキノキの花はとっくに咲き終わった時期なので、吸蜜目的ではありません。 
横から見ると口吻はゼンマイ状に縮めたままで、葉の表面を舐めていませんでした。 
キアゲハ幼虫の食草はセリ科ですから、柿の葉に産卵するはずはありません。 
逆に、もしも柿の葉に産卵したら大スクープです。 

しばらく見守っても、キアゲハ♀は翅を半開きにしたままで、カキノキ葉上で休んでいるだけでした。 
日光浴かもしれません。 
翅が無傷のきれいな状態なので、羽化直後の個体なのかな? 
柿の葉から飛び立つ瞬間を撮ろうとハイスピード動画モードに切り替えたら、その隙に飛び去ってしまいました…。 残念! 


【アフィリエイト】 

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • 川岸で配偶者♀を一途にガードするオナガガモ♂(冬の野鳥)13/06/2020 - 0 Comments
  • 雪国の川で白波の立つ瀬を下るカルガモ(冬の野鳥)08/06/2022 - 0 Comments
  • ヒメベッコウ♀bの成長23/01/2011 - 0 Comments
  • キツネノチャブクロ(ホコリタケ)の胞子放出02/01/2011 - 0 Comments
  • 朝のスギ林道を渡るニホンリス【トレイルカメラ】01/02/2023 - 0 Comments