2023年6月上旬
この時期は明るい昼間にばかり登場していました。
シーン1・6/2・午前9:26・気温17℃(@0:00〜)
小雨が降る朝に獣道を右へ通り過ぎるタヌキの側面がちらっと写っていました。
一瞬の登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
シーン2・6/4・午前8:52・気温19℃(@0:14〜)
2日後のよく晴れた朝に来たタヌキが登場。
林縁で立ち止まり、アナグマの2つの巣穴LRを見ても巣口には近寄りませんでした。
アナグマが営巣地のあちこちに小便でマーキングしているので、まるで結界が張られているかのようにタヌキもアナグマ家族の縄張りを尊重しています。
タヌキの鋭い嗅覚には強烈なアナグマ臭がするのでしょう。(私の鼻では何も嗅ぎ取れません。)
巣内で寝ているアナグマに気づかれないように、抜き足差し足忍び足で林縁を右に立ち去りました。
アナグマとタヌキのニアミスシーンを見てみたいのですが、なかなか叶いません。
タヌキの毛皮が白っぽく見えるのは、老いた個体(銀髪?)なのか、それとも夏毛に生え変わったからですかね?
シーン3・6/7・午後14:11・気温26℃(@0:42〜)
更に3日後の晴れた午後に、今度はタヌキの♀♂ペアが連れ立って登場。
林床の木漏れ日が風に揺れ、きれいですね。
2頭のタヌキが前後して二次林の林縁を右から左へやって来ました。
明るい日中にタヌキがペアで徘徊するのは初見です。
食欲旺盛な幼獣4頭が巣穴で待っているので、昼間も共働きで採餌しているのでしょう。
採餌に出かける途中でアナグマの巣穴が気になって寄り道するようです。
逆に、夜になるとタヌキはアナグマの営巣地に全く近づかないのが不思議です。
アナグマは夜行性が強いので、鉢合わせするのが怖いのでしょう。
先行する個体aがアナグマの巣口Lを覗き込んで匂いを嗅いでから、左へ立ち去りました。
後続個体bはそそくさと獣道を通って奥の二次林へ立ち去りました。
しばらくすると、タヌキaが画面の左下隅から再登場。
アナグマのセット(営巣地)をぐるっと回り込んでも、アナグマの巣口Rには近づこうとしませんでした。
最後は手前の獣道へ姿を消し、パートナーbとは別行動になりました。
別アングルに設置したトレイルカメラ(旧機種)でタヌキ夫婦の訪問を同時に録画できなかったのが残念です。
そっちは夜間のみ起動するように設定していました。
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