2023年4月下旬・午前4:33・気温3℃
二次林にあるニホンアナグマ♀(Meles anakuma) の営巣地(セット)を2台の自動センサーカメラで見張っています。
特に春の繁殖期は様々なドラマが巻き起こるので、見逃せません。
シーン1:4/23・午前4:33・気温3℃・(@0:00〜)
おそらく♀と思われる個体が左からやって来て、手前の巣穴Rに入りました。
しばらくすると、別個体♂が左下の茂みから登場。
夜這いに来た♂のようです。
左から回り込んで奥の巣口Lに座り込むと、毛繕いを始めました。
2つ並んでいる巣穴LRの両方を見張れる場所で、♀が出てくるのを待ち伏せしているのでしょう。
♂は春の繁殖期に近所に住む複数の♀の巣穴を夜な夜な訪れて交尾のチャンスを狙うので、疲れているようです。
顔を地面に伏せてウトウトし始めました。
ときどき顔を上げて周囲を警戒します。
♂は起き上がって痒い頭を掻き毟ってから、再び仮眠に戻りました。
シーン2:4/23・午前4:32・気温3℃・(@1:45〜)日の出時刻は午前4:51。
別アングルの監視カメラでも同じシーンが撮れていました。
日の出前でうっすらと明るくなったので、赤外線の暗視モードが終わり、自然光のモノクロ録画で起動しました。
右からノソノソと歩いて来たアナグマ♂が、左の巣穴Lの手前で座り込みました。
地面に丸まってうたた寝しています。
手前に生えた細い灌木(マルバゴマキ)の枝葉の陰に隠れています。
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