2021/05/09

雪山で猛禽に捕食されたヤマドリの最期(冬の野鳥)

 

2021年1月中旬・午前11:10頃・晴れ 

スノーシューを履いて里山を探索していると、雪で埋もれた林道上にヤマドリ(亜種キタヤマドリ:Syrmaticus soemmerringii scintillans)の羽毛が大量に散乱していました。 
ガリガリに凍った雪面に血痕も少し残っていたものの、獲物の本体や肉片は見当たりませんでした。 
ここでヤマドリが猛禽(ワシ・タカ類)に襲われたのでしょう。 
仕留めた獲物の羽毛を毟って捕食した現場と思われます。 
周囲はカラマツを含む雑木林で、林道入り口から登り始めてすぐの標高325m地点でした。 

実は私が現場に到着する1分前に、1羽の猛禽類がカラマツ林から飛び去るのを目撃しています。 
警戒声などの鳴き声は発しませんでした。 
このとき獲物の遺体を足で掴んで持ち去ったのかもしれません。 
一瞬見えた翼の下面が白かったので、ノスリ(または願望でオオタカ)ではないかと予想しています。 
動画に撮れなかったのが残念です。 
GoProなどアクションカメラを装着してスノーシューの全行程を主観動画で記録し続けない限り、咄嗟に撮るのは無理ですね。

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