▼前回の記事
雨の山腹でクズやオニグルミの蔓・葉を採食するニホンカモシカ
食後のニホンカモシカ(Capricornis crispus)は山腹の藪の中に潜り込んで座りました。
オニグルミ?灌木やヨシの茂みの下で雨宿りするのでしょう。
下草に隠れて体勢がよく見えませんが、脚を斜め前に投げ出して山腹の斜面に横たわっているようです。
座った姿勢のまま、口をモグモグさせて吐き戻した食べ物の反芻を始めました。
▼関連記事(9年前の撮影)
野生ニホンカモシカの反芻行動
ときどき首を曲げて、右の腹を口で甘噛みしたり掻いたりしています。
右後脚の蹄で右耳や顔の頬をガリガリ掻くこともありました。
虫に吸血されて痒いのでしょう。
背中の皮をピクピクと震わせて蚊を追い払います。(@4:30)
これはヒトには出来ない芸当です。
カモシカの毛皮が地味で目立たない保護色のため、カメラをズームアウトすると、どこに隠れているのか全く分からなくなります。
カモシカが反芻を終えて立ち上がるまで長時間の微速度撮影をするのも面白いかな?と悩んだのですけど、雨天で断念。
この日はあいにく傘を持って来ていなかったので、カメラを濡らしたくありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿